どこまでも飽きずに読めます

困ったことといえば、いつまで経っても読むのをやめられないところでしょうか。

ずっと面白いしずっと気になるところがあるのでそこを確かめたくなって進んでしまう書き方はある意味カクヨムのお手本とも言えるような書き方です。

テンプレートといえばそれまでですが、これはマンネリズムではなくきっちりとマニエリスムスまで落とし込まれています。（余談ですがこの言葉って意味は「手を掛けてつくられるもの」で同じなんだけど日本語で全く違う意味になってますよねwどうして片方がワンパターン、もう一方が職人芸となったのか……？明治から昭和にかけての日本語の歴史を知らないからさっぱりわからない。英語では全く同じで職人芸以外の意味はないんですよね。）

閑話休題

物語における核心（いくつかあるが、これ書くと酷いネタバレになるから書けない）がなかなか進まないですが、それをうまく推進力にして読ませ続けるその力は確かなものです。

ぶっちゃけプロです。安心して読めます。

何か楽しく読めるありきたりではない冒険ものを探している人は迷いなく読めば良いと思います。あっという間に現時点で書かれたところまでを読み終わることでしょう。

ぜひお読みください。