概要
ヒーラーってパーティに必ずいるけど、何考えて働いているんだ?
回復術師(ヒーラー)の仕事は、絶対に仲間を死なせないこと。
回復術師のリリー・ティアベールは、勇者の仲間だ。
仲間の命を預かる責任感を持って、いつも万全に仕事に臨んでいた。
しかし、そんな慎重さが裏目に出て、ある日、勇者からパーティを追い出されてしまう。
失意のどん底で酒場に入り浸り、他の客を引かせるほどむせび泣き続けてきたリリーだったが、酒場のマスターに元気づけられながら、気力を取り戻していく。
天然ボケな女騎士や、誰にでも失礼な魔法使い、喧嘩屋の格闘娘と出会いながら、リリーはある時は酒場の店員、そしてまたある時は村を守る冒険者としての人生を送っていた。
リリーは村や身近な人々のために、近くの魔物を退治したり、ダンジョンに潜ったり、酒場で人の食べ物をつまみ食いした
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?