論理の剣で怪異を祓う

学園の七不思議を巡って、怪異が実在すると信じたい主人公と、全てが人災だと断定する友人が、共に真実を暴こうとする物語です。

時代の変遷によって、七不思議はその内容を変えていくもの。そんなある意味自然な事柄すらミステリーの一部として描いて見せる文章力は脱帽物です。

じわじわと明かされていく真実、この物語の結末がどうなるのか。非常に楽しみな作品です。

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