すれ違いを回避するためには、真摯に「伝え」なくてはならない

タイムリープすることで後悔が残る過去を変える系のお話で刺さる描写のうちのひとつが、パーフェクトかつ丁寧に書かれています。

ミアとウィリアムは、冷たい婚約関係でしたが、ウィリアムのタイムリープによって関係性が変わっていきます。

急変するウィリアムへのミアの不信感に「ですよねー!」と共感しつつも、そんなミアが時折見せるデレへのウィリアムの反応がたまらない!
過去のミアへのツン対応(理由のあるツン)があるからこその、今世のデレと悶絶。
なんて可愛いんだろう。

徐々に心の距離や想いを寄せていく2人。
そして、散りばめられた謎への期待。
果たしてウィリアムは愛しのミアを救うことができるのか——

ドキドキとワクワクが詰まったお話。是非お読み下さい!

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