カクヨム発!超本格超規模未来SFアドベンチャー!辿り着く先には!?

SF作品は数ある中で、ここまでしっかりとしたSF作品には中々辿り着けないと思える本作品。
しっかりとした設定だけでなく、その規模にSFのSFらしい側面があり震えてしまいます。



太陽の活性に伴う地球の危機と崩壊。
その危機から逃れるために人類は太陽系の外へ!
よくあるSFならば、これが物語として書かれるのでしょうか。

でも、このお話は、そこから『3万年後』のお話。
しかも、逃れた人類の最後の生き残り―――その数『4000万人』。
その3万年の時を4000万人の人が『コールドスリープ』で目覚めるところから、物語が『始まる』のです。

このとき、その最後の人類を乗せた船『オムニ・ジェネシス』のエネルギー残量も、コールドスリープなら「6000年」、フル稼働で「250年」はあります。
あるのですが、過ぎ去りし時が3万年なので……そうなるとエネルギーは「当面」大丈夫でしかない。 ←この時間感覚の壮大さ!

なので、ひとつの目的として、エネルギー確保ということが必要となるのですが―――。

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この物語の壮大さと、大筋の流れはこのような感じでして、これだけでもわくわくどきどきの宇宙漂流物語だと思います。

なのですが、私としては、このひとつの目的であるエネルギーの設定と、それを巡るお話がこれまた凄く度肝を抜かれるはずで、必見だと思っています。
『ライフ』と呼ばれるこのエネルギー。その性質と確保に向けた戦いと人々を動かす人々のアイディアとストーリー……面白すぎます。

そして、それらの物語を語るうえで見えてくる登場人物たちの人間性。
善も悪も、酸いも甘いも、個性の塊のような人々が、それぞれの個性を遺憾なく発揮して事件を起こし、物語が紡がれます。(ある意味AIも個性的!)


大作であり、そこにこそ、感動が伴いますので、詳しくはご自身でご確認して頂きたいのですが、その点、読んで満足することは間違いなしの、誰もが読みたかった大規模『SF』物語であると自信をもっておススメさせて頂きます。


当然、メカニカルな面も大迫力なこのお話。
地球を飛び出した人類最後の旅の行く末を、辿り着いた先を、ご一緒に確認致しましょう!ヾ(*´∀`*)ノ

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