笑いを取りつつシリアスで、ギャグかと思えば大真面目。死と向き合うということは、ここまで人間味が出てしまうものなのかと考えさせられます。あと、巻末の一文がいいですね。
『死』は誰にとっても未知の領域。誰も見たことがないからだ。されど、誰しもに訪れる約束の場所であり、概念でもある。果たして人は、満足の内に、あるいは覚悟を決めて、それを迎えることができるのだろうか。『その時』がくるまで、それは分からないだろう。ならば、常にそれがいつ訪れてもいいように、日頃から後悔のない人生を歩んでいきたいですね。
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