文章がとても綺麗で、話も纏まっていると思いました。主人公の気持ちがよく分かり、その時々の感情や葛藤、好きな物のくだりがとても共感出来ました。また当方はあまり地理詳しくないですが、その辺もしっかりと知った上で電車や土地の話が出てきていてとてもいいと思いました。まだまだ序盤を読んだ感想のため☆2にさせて頂きましたが、この先この二人がどんな人生を歩んでいくのかとても楽しみです。
最初から最後まで拝読しました。 派手なストーリーではありませんが、不思議とひきこまれる物語。 まさしく大分県で生まれ育った主人公の半生を追体験したかのような、そんな満足感があります。 …続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(23文字)
ゆっくりと描写を丁寧にされているため、読んでいてしっかりと描写が目に浮かびます。また、女の子との出会いからの流れもゆっくりで、一緒にその軌跡をたどっているような気分になれる作品です。
今を大切にしないと、と、率直に思わせて頂ける作品でした。所詮私たちはガラス玉で、その脆さは、進む事しか無い膨大な時の中では、クリンカのようにほろほろと儚いものと変わりない、そう思えました。
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