概要
赤い靴欲しかった日のあかね雲
第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト 俳句一句部門参加作品
初めての俳句に挑戦です。
五七五で織りなす日常の田舎風景
初めての俳句に挑戦です。
五七五で織りなす日常の田舎風景
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!具体的に詠む
楽しく拝見させていただきました。
燕の子旅立った日の糞のあと
この一句がとても良いと思いました。
燕の巣立ちのあと、巣が残りたしかに巣の下にふんが落ちている。
帰燕という季語もあり、燕の子という季語もある。
これはその間にあたる頃で、具体的な物を詠んでいる。
俳句は「遠き日」などの表現で過去を表現はできるけれど、現在の目の前のものを詠むことが多い。
「糞」が落ちているということは、巣に暮らしていた現在は巣を離れ群れに移った「燕の子」がそこで成長していった証拠としてあり、また、それを見ていた人がいたという光景が想像できる。燕は自分の排泄物を「糞」とは呼んだりしていない。つまり、人間も「燕…続きを読む