第九話

市場…

「いろんなお店がありますね。お姉様。」

「そうね~。お市ちゃん。」

「まずはどこに行かれますか?」

「そうね~とりやえず、あの賑わっている、お団子屋さんからは!」

「そうですね。お兄様はお団子大好きですしね。」

「え!信長様、お団子大好きなんですか!」

「ええそうよ~というか、甘いものは全部好きよ。」

「そうなんですね。知りませんでした。」

『天才少女』といわれた私だったがゆういつ苦手な教科があった。それが日本史だった。でも、暗記すればよかったから、100点中90点ぐらいは取れてたが、自ら調べるというのは、1回もなかった。そんなことを考えてるうちに濃姫様達はお団子を買い終わっていたようだ。

「つぎはどこ行く~」

「部屋にお花を置きたいので、お花屋さんに行ってもよろしいですか。」

「もちろんいいですよ。」

花屋にいきお市様は鈴蘭を買ってお店を出た。

そしてその後もいろんな店を回った。その途中木下秀吉(のちの豊臣秀吉)とも出会った。はじめはお市様に飛びつこうとしていたのを、私が成敗しようとしたのを、濃姫様が止めてくださった。秀吉殿は奥さんのおね殿と買い物に来てたらしい。その後店を回り、夕方ぐらいには清洲城に帰った。その後、お市様達と信長様にお団子を渡し、楽しい買い物日和は終わった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る