第六話
「濃姫様、お市様、桶狭間にて今川義元の首打ち取りました!織田軍の完全勝利です!」
月花はそういうとパタンと倒れてしまった。それと同時に奥から足音が聞こえてきた。音のする方を見ると二人の女性がこっちに走ってきてた。恐らくさっき月花が言ってた濃姫とお市なのだろう。
「月花さん大丈夫?ってどなたでしょうか。あなた様は?私は織田信長の妹の市よ。」
「未来から来た信長様の軍師の風です。それと、あちらの姫様は?」
「あっ、あたしのこと?」
「聞こえてたんなら言ってください!」
「ごめんね、月花ちゃんなかなか起きなくて…」
「多分気絶してますよ。お姉様。それより風さんに自己紹介してください。」
「あたしは濃。織田信長の妻だよ~。よろしくね~風ちゃん。」
「それよりも、風さん。お兄様が勝ったって誠かしら?」
「はい、本当です!今川義元を打ち取りました!」
「あのお方ならやってくれると信じていましたよ~!」
「絶対嘘ですよねお姉様。毎日なぎなたの練習ばっかしやってましたよね。」
「お市ちゃんそれは言わないでって、いったでしょ!」
「もうそろそろ信長様達帰ってくるとおもいますが。あっ、月花大丈夫?」
お市様と濃姫様と話をしてると月花が目を覚ました。
「うん大丈夫。ちょと疲れただけ。」
「本当に大丈夫?」
「大丈夫だから。安心して!」
「あっ、お兄様。お帰りなさいませ。勝利おめでとうございます!」
「ありがとな市。月花、風、今回は初陣にしてよく頑張った!今度褒美を取らそう。」
「「はい!」」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます