戦の風

古夜桜

タイムスリップと桶狭間の戦い

第一話

私は瀬音風(せおとふう)。『天才少女』と言われる剣術が得意な17歳。

今、私は何故か織田信長の目の前にいる!


数時間前、現代‥‥

私は普通に学校の帰り道を歩いていた。そして家につき、ドアを開けたら、不思議な声がした。『仕込み刀(隠し武器の一種)を持て』と。そして倉庫においてあった仕込み刀を持った瞬間、織田信長の目の前に召喚されしまったのだった。


戦国時代‥‥

えっ、なんで信長が目の前にいるの。頭が追い付かない。恐らく、見た目からして、信長がまだ若いころだろう。年は私より10ぐらい年上だろうか。とりやえず話しかけてもいいのかな。こうみえても私はお喋りがすきだ。もう、とりやえず話しかけてみよう。殺されはしないようにしないと。

「あっ、あのぅ。織田信長様でございますか。」

「ん、なんだお前。というかなぜ、俺の名を知っている?」

「そこら辺は詳しく話しますので殺しはしないで下さい。お願いします!」

「アハハ!急に目の前に少女が出てきて何を言い出すかと思えば俺の名を知っている、そして命乞いか。面白い!話を聞こう。」

よかった~。と内心思いながら、今までのことを話した。結構、真剣に聞いてくれるのが意外だった。そして話終わったら信長がこう言い出した。

「貴様、得意な事とかあるか?」

「あっ、『天才少女』とは呼ばれました。あとは、剣術が得意です。」

「よし、じゃあ俺の軍師なれ。」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る