懐古的近代日本風SF!?その真実は……。

読み始めてまず、疑似的な近代日本(初期昭和かもっと前?)を舞台にした、雰囲気のあるSFだなあ~と感じました。ロボットがいて、魑魅魍魎が跋扈しているのだなと。
読み進めるうちに、主人公の子供が繰り返す不可解な行動、それを見つめる大人の眼差し、ロボットの描写……。
いろいろと気になってきて、最後に明かされる真実に、驚愕!
そうだったのか……。
この、しみじみとした哀愁、じんわりとした怖さは、読まないとわかりません。
ぜひ読んでみてください。