イケメン姉弟とのドキドキ同居生活♡
中学一年生の女の子華恋には、幼い頃離れ離れになった幼馴染みの姉弟がいる。
仲良しだったのに、アメリカに引っ越していった姉弟。だけど今日から、二人が我が家に住むことになりました。
凛々しくて格好良い、お姉さんの楓ちゃん。一見すると無愛想だけど、可愛げがあって優しい弟の樹くん。
二人のイケメン王子様にか困れてのドキドキ同居生活が始まります♡
※以下ネタバレ注意。
【キャラクター設定】
名前・桜井華恋(さくらい かれん)
年齢・12歳。中学一年。
身長・149cm 。
ストレートロングの黒髪。勉強も運動も得意と言うわけではなくクラスでは目立たない地味キャラだけど、友達思い。
名前・草薙楓(くさなぎ かえで)
年齢・14歳。中学二年。
身長・170cm 。
背が高くショートカットのイケメン女子。華恋より一学年上の幼馴染み。
最近までアメリカで暮らしていたけど、日本の華恋の家にホームステイしている。
スポーツが得意で、明るくハキハキした性格。男女問わずファンが多い。
アメリカにいた頃は日本の某歌劇団の劇の映像を見ながら、日本語を忘れないようにしていた。
華恋の事を溺愛している。
名前・草薙樹(くさなぎ いつき)
年齢・12歳。中学一年。
身長・157cm 。
サラサラとした黒髪美少年。華恋の幼馴染みで楓の弟。
楓と同じくアメリカに住んでいたけど、華恋の家にホームステイする。
楓とは逆で人見知りで口数が少ないけど、クールで格好いいと女子人気は高い。ただし本人は女子が苦手で、華恋以外の女子と話すのは苦手。
非常に頭がよく、刑事ドラマが好き。
華恋のクラスに転校してきて、華恋の事を溺愛している。
名前・水無瀬真奈(みなせ まな)
年齢・13歳。中学一年。
身長・153cm 。
華恋と同じクラスの友達。転校生のイケメン姉弟の友達と言うことで華恋まで注目を浴びる中、変わらない態度で接してくれる。
華恋が楓と樹のどっちとくっつくか、興味津々。
名前・大場流実(おおば るみ)
年齢・12歳。中学一年。
身長・157cm
クラスの女子のリーダー。当初は樹の事を気にしていたが、楓にメロメロになる。
名前・長戸美香(ながと みか)
年齢・12歳。中学一年。
身長・155cm
樹のファンで、華恋に嫌がらせしてくる。
【長編化した際のプロット】
5月。華恋はお母さんと一緒に、幼稚園の頃仲が良かった楓と樹を迎えに空港に来ていた。
家の都合でアメリカに引っ越していた楓と樹が、今日から華恋の家にホームステイする。
久しぶりに会った楓と樹はとても格好よく成長していて、華恋は楓とはすぐに打ち解けるも、樹とは上手く話せない。
家に帰ってからも、樹は素っ気ない態度。だけどそれは緊張していただけで、少しずつ話せるようになる。
楓と樹が日本に来てから3日。二人は華恋の学校に転校してきて、転校早々すごい人気。
当初は一緒に暮らしてる事は黙っておくつもりだったけどすぐにバレ。楓は学校の皆に、華恋とは将来を誓い合った仲だと言って驚かせる。
華恋は忘れていたけれど、昔楓と樹とは、結婚しようと約束をしていた。
楓はバレー部の助っ人として試合に出て活躍し、イケメンスポーツ女子として校内で有名になる。
一方樹はテストで学年一位を取り、こちらも注目を浴びる。
そして華恋は草薙姉弟と一緒に暮らしている事がバレたため、二人に近づくために取り入ろうとする輩が増え、困惑する。
そして学校でも家でも楓はやたらスキンシップをしてきて、樹はヤキモチからかそれをベリッと引き剥がす。
二人が華恋を取り合ってるのは、周知の事実に。
しかし、そんな折華恋の下駄箱に、『楓さんと樹くんに近づくな。家から出ていけ』という脅迫めいた手紙が届く。
楓や樹くんに相談できずに黙っていたけど、後日華恋と、真奈の靴に画鋲が仕込まれるという事件が起こる。
真奈は気づいて難を逃れたけど、華恋は怪我をして保健室へ。
その日学校では樹が、放課後家に帰る時は楓がサポートしてくれるも、もしかしたら画鋲を仕込んだのは脅迫状の送り主かもしれない。だけどどうして真奈までと疑問に思う。
次の日また脅迫状が届いて、これ以上二人と仲良くしたら華恋だけでなく友達もひどい目に遇うと書かれていた。
怖くなった華恋は草薙姉弟とも、真奈とも距離を置こうとする。
しかし様子がおかしい事に気づいた3人が問い詰めて、事態が発覚。
楓は犯人を絶対に許さないと怒るも、どこの誰だか分からない。
そこで樹が、趣味で持っていた指紋採取の道具を使って、手紙に残っていた指紋を取る。
更に自分と楓に近づいてくる人達にプロフ帳を書かせて、その人達の指紋、更には書いた文字を手に入れ、脅迫状の指紋や文字と照らし合わせる。
犯人は華恋の隣のクラスの、樹のファンの女の子、長戸美香。
呼び出して問い詰めたところ、犯行を自供。楓が先生に付き出そうとするも華恋がそれを止め、私が嫌いなら私だけを狙って。だけどいくらやられても、もう絶対に楓や樹や真奈から離れたりしないと宣言する。
迷惑をかけないよう距離を置こうとしたけど、相手の気持ちを考えなかった事に気づいた華恋は、もう嫌がらせに屈しはしなかった。
楓は今後何かされても自分が守ると言ってくれて、反対に樹は、華恋は自分達に守られるほど弱くないと言ってくれる。
華恋が自分を守ってくれるのに対して、樹とは昔から一緒に強くなりたいと言っていた。そんな樹に対する恋心を自覚して動揺する華恋。
騒ぎが収まったことで元の生活に戻ろうとしたけど、樹のことを意識してぎこちなくなり、樹はそれを見て何か気に触るようなことをしたのではとは落ち込む。
すれ違って悩む華恋に、楓が好きだと告白してくる。
どう答えたらいいかわからずに困っていると、今度の休みにデートに行こう、答はその後で良いと言われ、当日二人だけのデートを楽しむ。
1日遊んで、最後に子供の頃3人でよく遊んでいた公園に行く。
樹の事が好きだから、楓の気持ちに応えられないと涙ながらに言う華恋。
楓は「どっちがフラれたかわからない」と言いながら華恋の頭を撫でて、もしも樹に告白しない理由が自分にあるなら気にしないように言う。
そこに、楓がこっそり呼んでいた樹が到着。
同じ家に住んでいて気まずくなることを恐れていた華恋だったけど、楓に背中を押されて告白。
晴れて樹と両想いに。
次の日、樹とカレカノなったは良いけど、樹以上に楓の方が華恋にベッタリしてくる。
いずれ樹と華恋が結婚したら、自分は華恋の義姉になる。義姉として義妹を心行くまで可愛がる宣言をする楓。
樹も負けじと華恋にくっつき、告白した後も草薙姉弟両方に溺愛されるのだった。