東南アジアの世界観を持つ異世界ファンタジー、今作のテーマは危うい恋愛?

最新話の50話まで読んだ段階でのレビューになります。

東南アジアの世界観を持つ珍しい異世界ファンタジーになりまして、この物語は同じ世界観をもつ3作目の小説になります。

舞台は、とある巨大帝国の植民地。テーマは恋愛になります。ただ、その恋愛というのが、ちょっと背徳的で、大人の雰囲気がただよう恋愛小説という内容です。

読み味としては、描写がしっかりと書かれているリアル寄りの文芸寄りのファンタジー小説でして、心の琴線にそっと触れてくるような独特な読み味となっています。ただ、読み手は選ぶと思っていまして、大味なファンタジー小説が好きな人には向かないかもしれないです。ちょっと繊細なイメージが漂うに小説になりますので・・・。

あ、あと、前作も読むとこの小説の理解は深まると思います。もし、この物語を読んで気に入っていただけましたら、前作から読むことをお勧めします!