帝都の空の下で《アジェンナ国物語～恋愛編》

あとがき

　読者の皆様の中には「完」の文字を見て「ええーー！　ここで終わりかよ！」とツッコミ入れた方もいらっしゃるかと思いますが、ここで『帝都の空の下で　アジェンナ国物語　恋愛編』は完結となります。

　「主人公がリア充なのは許さねえ～～！」という著者の性格の悪さが滲み出たラストになりました。

　しかしながらこのシリーズはまだ終わりではありません！　この先、『激動・完結編』が控えております。

　ですがこの先は、これまでとはいくらか違う形での作品公開となります。

　シリーズに出て来た主要登場人物（主にヒサリ先生とその教え子達）それぞれに焦点を当てた中編小説集となります。

　彼らがヒサリ学級で言葉を学び、様々な勉強をした事が彼らの人生にどんな影響を及ぼし、その後彼らがどんな決断をして生き、死んで行ったかを描くものです。

　死んで行ったか（！！）……そうです、彼らのうちの誰かは生き残り、誰かは死んでしまいます。中にはかなりキツイ展開の物もありますが、自分の信念に従って懸命に生き抜いた彼らの姿を描きつつ、最後には「人生って素晴らしい」と思える作品群にしたいと思っています。

　ここまでお読みいただいた皆様、本当にありがとうございました！！

　私にとって、★や♡はとても嬉しいのですが、何より最高に嬉しいのは「最後まで読んでいただく」という事です。

　シリーズはまだ、試行錯誤の途中で書き終えておらず、書き溜めもあまり多くないのでゆるゆるしたの公開になりますが、その節にはまたぜひお越しいただければと願っております！！