概要
母よりも先に死ぬという大いなる甘えに溺れてみたき時あり
十数年肺気腫を患った母を自宅で看取りました。
最後の一年の、最も苦しかった時期に詠んだ短歌を再構成さしたものです。
最後の一年の、最も苦しかった時期に詠んだ短歌を再構成さしたものです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!母の最期の輪郭を言葉で抱きしめる作品 🩶🫧
『命の輪郭』は、「看取り」というどうしようもなく個人的で、どうしようもなく普遍的な時間を、短歌二十首という小さな器にぎゅっと詰め込んだ連作です 📜✨
こちらも自然と息をひそめてしまうような緊張感、最後までそばにいようとするまなざしのやさしさが同時に胸に残ります 🌫️💗
また、印象的なのは、まずその「身体の描き方」です。どれも “きれいごと” ではなく、死に向かう身体の変化を、真正面から、しかしどこか透明なまなざしで見つめています 🏥👀
グロテスクに寄らず、それでも目をそらさずに描くバランスが絶妙で、「輪郭」というタイトルが、肉体の線だけでなく、命そのものの境界線をなぞっているのだと伝わ…続きを読む