これは壮大な物語の序章なのだと強く感じる、短くも面白い物語。

主人公が中学生なのに、「算数」ギルドというところからも数字が苦手なのだろうな、
と容易に想像つく設定の分かりやすさのおかげで、すんなりと話に入れました。

クエスト、呪い、などのファンタジー要素との絡みが、
ファンタジー好きな私からすると嬉しい要素ですね。


短編コンテストに応募されていたからこその短さですが、
この短い中でも面白さと話の広がりや深さを感じることができました。

別の長編作品を連載されているので、すぐにではないと思いますが、
いずれこの続きが見られることを切に願っています。