【二章完結】不器用”勇者”の幸せな契約婚 ―奥手で誠実すぎる二人は、最高に相性がいいようです―

作者 時田唯

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目次

完結済 全87話

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  1. 第一章
  2. 1-1.「女は好きか? お前、童貞か?」
  3. 1-2.「退職金で飲む酒はさぞ旨いであろうな?」
  4. 1-3.「旦那様はもしかして、ご飯を食べる系の旦那様でしたか?」
  5. 1-4.「躊躇うことはございません。――これは、仕事です」
  6. 1-5.「子作りの行為を荒くしようと、優しくしようと、子のできる確率に変わりはありません」 「はへっ?」
  7. 2-1.「それで結婚したんですか!? あたし以外の人と!」
  8. 2-2.「旦那様。私達は、夫婦でしょう?」
  9. 2-3.「旦那様は、私を怖がらないのですね」
  10. 2-4.「お帰りなさい、チヒロさん」
  11. 3-1.「先生って、奥さんとデートとかするんですかぁ?」
  12. 3-2.「旦那様は……私の仕事を見たら、幻滅されるかもしれません。でも、いまの言葉は、嬉しいです」
  13. 3-3.「デートよりは、慣れていますよ」
  14. 3-4.「私は”勇者”チヒロ。協力、感謝する」
  15. 3-5.「旦那様、遅くなりまして申し訳ありません」
  16. 3-6.「少々、思い知って貰わないといけませんので、ね」
  17. 3-7.「そこには何一つ、私心も悪意もありません」
  18. 3-8.「私が抱き締めたいから、抱き締めたいのです」
  19. 3-9.「男の生理現象です!!!」
  20. 4-1.「やはり面倒事は性に合わんな。よし判決」
  21. 4-2.「これは浮気ではありません。正当な診療行為ですので」
  22. 4-3.「さぞ胃痛で悶絶するだろうな、あの男!」
  23. 4-4.「チヒロさん。いまの私の妻は、あなただけです」
  24. 5-1.(普通の夫婦とは、本来あのように心配し合うんでしょうね)
  25. 5-2.「てゆーか先生も隅におけないねぇ、奥さんがいない間に美女二人に囲まれて……」
  26. 5-3.「奥さんが家にいなかったらフツーに寂しくない?」
  27. 5-4.「そんなんで彼氏作ろうとか人生舐め腐ってません!?」
  28. 5-5.「ぎゅっ、としてください」
  29. 6-1.「帝都の民として、これ程光栄なことはあるまい?」
  30. 6-2.「――――、ばんざ――――い!」
  31. 6-3.「旦那様なら、理解、できますよね?」
  32. 6-4.「いちいち慣例に従わんと動けんのか貴様等は――っ!」
  33. 6-5.「すみません。誰か私に、――」
  34. 6-6.届け。届け。頼む、届け、と。
  35. 6-7.「おおお、見ろ! すごい、空だぞ!」
  36. 6-8.「――裁きの光を受けるがいい!」
  37. 7-1.「アレは胃をきりきりさせておくのが、一番の使い道であろうに」
  38. 7-2.「私はまだ、あなたの前で、人の形を保てて、いますか?」
  39. 7-3.「ほんのすこしだけ――勇者をお休みしては、どうでしょう?」
  40. 幕間1 ―夫婦のとある日常編―
  41. 幕間1ー1 「何か食べたいもの、ありますか?」
  42. 幕間1-2 「先生らしい気遣いが込められたもの、などどうでしょう」
  43. 幕間1-3.「チヒロさん。押し倒してもいいですか?」
  44. 幕間1-4 「……その言い方は、少々、ずるいです」
  45. 第二章
  46. プロローグ(前編)
  47. プロローグ(後編)
  48. 1-1.「――しませんっ」
  49. 1ー2.「旦那様? これは診察ですよね?」
  50. 1-3.「家に帰ってから責任を取って頂けると幸いです」
  51. 1-4.「何事も、やってみないと分からない事があるかな、と」
  52. 1-5.「旦那が困ったら、妻に助けを求めるのも、手ではありませんか?」
  53. 2-1.「……興ざめだな」
  54. 2-2.「それでも、治癒師として頑張れますか?」
  55. 2-3.「そういう相手に出会える可能性も……こうして、あるわけですから」
  56. 2-4.「うちの妻チヒロで――」
  57. 2-5.「では、勇者様が宜しければ。よ、宜しくお願いします」
  58. 2-6.(旦那様の、ばか)
  59. 3-1.「旦那様とて人なのですから。そういう面があっても良いではありませんか」
  60. 3-2.「それで、」
  61. 3-3.「旦那様。少々お手を拝借しても宜しいでしょうか」
  62. 3-4.「では全部吐いてもらいましょうか」
  63. 3-5.「あなたの妻は、二度と同じ手ではやられません」
  64. 3-6.「私とて、人間です。誰が好き好んで――」
  65. 3-7.「旦那様。……私と、――考えていただけませんでしょうか」
  66. 3-8.「私も、チヒロさんとずっと一緒にいたいと思っています」×3
  67. 3-9.「返事も、貰えたようなものですし」
  68. 3-10.(ああ。私はもしかしたら本当に、妻のことを――……)
  69. 4-1.「こうでもしないと火がつかないでしょ? あの子達」
  70. 4-2.「では実力の程を見せて頂いても、宜しいでしょうか」
  71. 4-3.「チヒロさん。すみませんが、すこし怒っても宜しいでしょうか」
  72. 4-4.「私の方針は、とても単純なものです」
  73. 4-5.「だから、お願いします。どうかご協力を」
  74. 5-1.「それは、……秘密です」
  75. 5-2.「うちは魔術書と医学書が主で、恋愛本は取り扱ってないんだがねぇ」
  76. 5-3.「旦那様に嫌がられたら、どうしようかと」
  77. 5-4.「私は仕事相手として、旦那様の判断は常に正しいと。そう、信頼しておりますから」
  78. 6-1.「では、始めます」
  79. 6-2.「――まとめて消えろ。今回、貴様等に出番はない」
  80. 6-3.「私の手で宜しければ、いくらでも」
  81. 6-4.「私は、貴様のことが嫌いだからだ」
  82. 6-5.「私の次に詳しいのはあなたですから」
  83. 6-6.「――化物め」
  84. 6-7.「大切な旦那様のお願いです。どんなことでも聞きましょう」
  85. 6-8.「――悪くない気分だ」
  86. 7-1.「――お断りさせていただきます」
  87. 7-2.「――返事はイエスのみ受け付ける。どうする?」
  88. 7-3.「――余念を挟む理由など、ないだろう?」
  89. 7-4.(そうか。これは夢か)
  90. 7-5.「私と、結婚してくれませんか」