＜サム・ジーヴァ帝国興亡史＞ ～地球統一を成し遂げた朕が【うめおま】しすぎた結果、 人類が滅びました(๑╹ω╹๑ )～

西暦21XX年、太陽系第三惑星・地球。前世紀に天才科学者モドゥーセの生み出した夢の薬により、人類は寿命の著しい伸長を現実のものとした。だが、その代償として出生率が大幅に低下。気づいた時にはすでに遅く、人類は今や滅亡の淵に立っていた。
やがて「サム・ジーヴァ帝」と名乗ることとなるサムは、かつて日本国と呼ばれていた地域に爆誕。ある日彼は「お部屋」と呼ばれる時空間に迷い込み、そこで古今東西の叡智につかの間触れ、運命に導かれるようにドン・ドン＝タイーヤ帝国打倒をもくろむ特務機関オルゾイの指導者に推される。やがてドン・ドン＝タイーヤ帝国に対する蜂起が本格化すると、いつしか身に付けた善性と徳望、経営・軍事的才覚、そして聖・リセイトン師やお部屋から学び取った言葉の力で、絶望と混迷のただ中にあった列島地域の…続きを読む