彼岸を想うということは

生きてるって、こういうことでもあるんだよなと、当たり前で単純なことを深いところで受け止める。そんな読後感を、素敵と言わずになんといえばよいのでしょうか。

彼岸に渡っても、渡りきれなくても、こちら側に残るモノは確かにあって、人との繋がりと一緒で、綺麗なものばかりじゃない。だからこそ、怪異がおきるのでしょうが。


シリーズものとしては、主人公の服部少年の確かな成長を細やかに伝わってくる表現力が、とても素晴らしいです!

ぜひぜひご一読を。

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