そもそも宮殿は虚々実々の駆け引きが繰り広げられる。陰陽定まらぬこの世界で、毒は明確に陰の領域だろう。 主人公の職業意識や忠誠心が痛いほど伝わるだけに、本作は勇者だの魔王だのとはまた違う風味で汗をかく。 必読本作。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
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