〇人

ある者はいった。
「何故女は悪役に惚れるのか」と。

ある者はその問いにこう答えた。
「正義は大切なものを犠牲にしてまでも正義を全うする。だが悪は全てを犠牲にして大切なものを守る。」
と。


今どき何も無いものは自由で良いよなというがそんなことは無いと思う。
なぜなら何も無いからこそ大切な’’なにか’’を探しているのでは無いかと。


ある偉人はいった。
「善人はこの世で多くの害をなす。
彼らがなす最大の害は、人びとを善人と悪
人に分けてしまうことだ。」

いつの世も正義に抗おうとする者は必然と生まれてくる。
だがいつの世もそれは必ず淘汰される。
何故だろうか。それは誰にもわからない。