第2話
全員揃ったのは予定の時間のなんと5時間後
やってられるか。クソがあ。
と心の中でぶちまけるとともに皆へ話し始める。
「今回集まってもらったんは大黒から貰った建物とかをどう利用するかを話すため」
そう伝えると、
「じゃあ俺は居ても意味無いな。ちょっくら女抱いてくるわ」と金朋が言い帰ろうとするがある1人が「居ることに意味があるのだから居るべき」と言った。
すると金朋は「そうか。」と納得し席へと戻った。
「それで話を戻すけど……」
俺は本筋に戻し話し合いを再開する。
それで金朋に一言言ったやつは
―2時間後
「これで決まりでいい?広嗣」
「これが1番いい利用方法だと。」
「おけ。じゃあこれでいこう!みんな挨拶回り任せたよ」
「「「「「おぅ」」」」」「是」
――新宿のとあるキャバクラにて
お店へ入ると40代くらいのイケおじがいた。
「いらっしゃいませ、こちらへどうぞ」
「あんがと」
と言いながら案内された席へ2人で座る
「それでここの一番偉い人出して」
「え、」
「だからここで一番偉い人出してって言ってるの?」
「申し訳ございませんがそれは致しかねます」
とイケおじが言った瞬間
ガシャャンンン!!!とすごい音がしてイケおじが倒れた。
その場は物々しい雰囲気になったがお店の奥から店長らしき人と筋肉ガッツリな男が出てきた。
「何をされてるんでしょうか?」
「あんたがここの一番偉い人?」
「いいえ違います。そんなことは……「あのささっきから一番偉い人出してって言ってるよね?」店長らしき人の言葉を遮った。
「話もできないとは。仕方ないですね」
店長ではない店長らしき人が言ったと同時に筋肉ガッツリ男が前へ出てきたと思ったら一瞬で地面に倒れた。
「はぁ金朋とペアだと交渉も出来なくなるから嫌になっちゃうよ」
「いやコイツらだよ?会話にならないの」
「そういうことにしておくよ。今の金朋は乱暴狼藉という言葉がピッタリ合うよ」
「は?何言ってんの広嗣ワケわかんね」
「いいよそれで」
と広嗣は笑っていた。
「それで総支配人はすぐ来れる?」
「は、はい!すぐお呼びします」
―15分後
「お待たせしました!!」
「ったく何時まで待たせんだよォゴラァ」
「落ち着け。今日は1つ伝えに来たんだ!ここアラクネは今日から大黒会じゃなくて俺ら――が後ろに着くから!」「え、」
「また今度うちのリーダー連れてくっから!!じゃよろしくぅ」
と言うや否や2人は席をたちお店を出た。
お店は総支配人を含め唖然としていたとだけ言っておこう。
何故かって?それはいくつか理由はあるがまた今度話をするとしよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます