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  • 6.Reiselied(旅の歌)への応援コメント

    旅の途上で愛する人の待つ家に帰る想像をしているのかなと思いました。ふと我に返るとまだ孤独で、樫の木に冷や水を浴びせられたような気がしたのかなと。

    ここまで読ませていただき、どの詩も本当に素敵な訳で、想像が膨らみました!
    ありがとうございました^^

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    確かに。まだ到着する前から夢見心地になってしまったようですね。率直な思いが健気でクスッとしてしまいました。

    ここまで読んでくださってありがとうございます!私自身も勉強になるので、続きも計画はしているのですが、ドイツ語訳に取り組む時けっこう集中力が必要なので、またできる時にと思ってます♪♪

  • 3.Frühlingslied(春の歌)への応援コメント

    えもいわれぬ春の雰囲気、芽吹きの季節が来たということがよく伝わってくる、エネルギーに満ちた詩で、とても好きです!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ドイツリートの歌も春の喜びに満ちて清々しい空気に包まれていくような余韻があります。ドイツの春は一年で最も美しい季節として芸術歌曲の中でも歌い継がれています♪


  • 編集済

    これはいろんな楽器でよく演奏されている、課題曲などにもよく使われる、あの名曲ですよね?
    歌詞を初めて知りました!
    まさかガンジスやガゼルが出てくるなんて、すごく意外です。
    異国情緒が溢れていますね〜(^o^)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    そう、メンデルスゾーンの有名な歌曲ですが、ハイネの歌詞がとても優しく詩的で良いですよね。なんだか和訳をしながら、詩の勉強をしているような気分になりました。メロディとともに物語の世界を旅しているような心地良さがありますよね♪

    編集済
  • An die Musik(音楽に寄せて)への応援コメント

    音楽という芸術に寄せた賛歌ですね!
    共感します。魂に寄り添ってくれる美的なものが、人を高みに連れて行ってくれるのでしょう。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    こちらの「音楽に寄せて」はシューベルトが作曲した多くの歌曲の中でもとても美しい作品として有名ですが、友人のシューバーが作詩した原稿を読んでシューベルトもとても感動したそうです。

    困難に打ちのめされそうな辛い時ほど心に寄り添ってくれて、乗り越える力を与えてくれる音楽の神秘的な魅力がよく伝わりますよね。

  • 20.Weit, weit(遠く、遠く)への応援コメント

    なぜ恋人は山の彼方にいるのか……いろいろと想像が膨らみます。
    何か悲しい背景がありそうですね。
    こういう歌詞が多くの共感を得られる時代があったということなのでしょうね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    原詩を書いたトーマス・ムーアはアイルランド詩人ですが、ムーアが書いた詩の多くが当時、アイルランドがイギリスの植民地だった頃の影響やフランス革命などの激動の時代のアイリッシュメロディの旋律に沿った伝承音楽としての歌詞であり、アイルランド人の自己探求の一歩であったと伝えられているようです。

  • 16.Rätsel(なぞなぞ)への応援コメント

    ドイツ語ならではのなぞなぞなんですね! コメント欄を見たら、全然想像もつかない答えで、面白かったです♪
    それぞれ同じhでも発音が違うよ、ということなのでしょうか……。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    そう、ドイツ語ならではのなぞなぞで、単語の中にあるかないかで意味を探ると確かにhのようですが、難しいです…。

  • 母の立場と花嫁の立場、どちらもわかるなあ~と感じます。Ⅰで初めて母の愛を本当に知った娘が、Ⅱではちょっぴりうんざりしているのがリアルで、微笑ましいです(*^^*)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    きっと花嫁の娘が結婚相手フリードリヒ・リュッケルトに訴えかけていたこともあったように推察しました♪

  • 歴史的事実を含んだ重厚な歌ですね。圧倒されます。これを聞く人はどんな立場であっても、胸が締め付けられる思いになったんじゃないかと感じます。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    1746年、スコットランドのハイランド地方インヴァネス近郊のカロデン湿原でジャコバイト軍と当時のグレートブリテン王国の間での"カロデンの戦い"のことが書かれてますね。チャールズ・ステュアート率いるジャコバイト軍はイギリス政府に鎮圧され、多くの兵士達が虐殺されたといいます。その後、反乱の再発防止のためイギリス政府は強大な政府軍をハイランドに常駐させるなど、スコットランド人にとっては屈辱的な影響があったようです…。

  • 熱烈な愛情を感じる歌ですね。YouTubeで実際に歌っているのをドイツ語の響きで聞いてみましたが、とても素敵でした!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    Youtubeも聞きにいってくださったのですね。柔和で清らかな印象でとても素晴らしいですよね。この詩はゲーテ作となってますが、実はゲーテの友人の妻が詩作したようです。愛情豊かな優しさ溢れる作品ですよね。

  • 6.Reiselied(旅の歌)への応援コメント

    訳詩を読む前になんとなく原詩に目を走らせていたのですが、ドイツ語って名詞は大文字から始まるのですね。
    知らない言語ですけど、音と文字配列が一致してるようにも感じるし、もしや英語より日本人には馴染めるのでは? などと考えてしまいました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ドイツ語の名詞は文中であっても大文字ですが、名詞を判別しやすいようにとの理由があるようです。

    日本とドイツは明治維新の頃から交流の歴史がありますし、ドイツに派遣された留学生やドイツ人教師を招いたりなど、その頃から医学分野など学問的にドイツ語を学んでいた方々はいらっしゃったようですし、ドイツ語由来の外来語もけっこうありますね。


  • 編集済

    ゲーテの『君よ知るや南の国』のような、見知らぬ土地への果てない憧れを感じる詩ですね。

    ・・・・・

    そうなんですね!
    勉強になりました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ゲーテの『君よ知るや南の国』はゲーテのイタリアへの憧れを詩にしていて、ゲーテは実際、イタリア旅行にも出かけています。
    一方で、こちらの詩はインドへの憧れをハイネが詩にしていますが、ここで出てくる心の恋人はハイネの詩のモチーフでもある失恋した初恋の相手であり、現実離れした夢の世界でもあるというのが大きな違いです。

    ハイネはユダヤ人であったためゲーテからは冷遇を受け、ユダヤ教からプロテスタントに改宗したり…など、苦労も多く、それゆえ彼特有の美しい詩を書いた側面もあったようです。

    この『歌の翼に』はメンデルスゾーンが曲をつけたことで、流麗さが増し、名曲として歌い継がれるようになったといわれています。

  • 26.Zum Schluß (終わりに)への応援コメント

    クリスチャンのお墓には、花冠のような形の花輪が。
    日本の(仏式の?)ご葬儀には、大人の背よりも大きい、銅鑼のような形の花輪が。
    それぞれ宗教が異なるし、意図するところも違うでしょうに、どちらも花輪なのが不思議だなあと思いました。

    妹と花嫁への花輪が不完全なのは、悲しみ故か、あるいは自分の彼女らに対する愛に終わりはないからなのか。
    一方で、妹と花嫁が花輪を編んだなら、それにより愛は完璧になる(終了する)──から、自分のことはそこで区切りをつけてもいいよ、と。

    そんな無限の愛だったら良いなと思いながら読みましたが、多分違いますね(笑)。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    花輪には故人への別れの挨拶や感謝の思い、追悼の意などが込められるようですが、宗教によって、献花の種類が違うようですね。詳しくは調べていませんが、花による花言葉や伝説なども影響するのかもしれませんね。

    いつかの死を想像しながらも花輪が不完全なのはこれからの生を思ってのことなのかなと思います。
    この詩を書いたリュッケルトについてはシューマンのリート曲「ミルテの花」を和訳して初めて知りましたが、東洋言語などの言語学に長けた偉い大学教授のようで、シューマンは好んでリュッケルトの詩を扱っているようですが、この詩については依頼したのか?それともすでに作詩されていた作品を選んだのか?その辺りの背景とか調べてみると面白そうだなと思いましたが、本で探せるかどうか、現時点では謎ですね 笑

    詩の解釈については読者の自由だと思いますが、率直なコメントをもらえると視点が広がります。ありがとうございます。

    編集済
  • 中澤さんはドイツ語を専門にされているのですか? バラエティに富んだ詩の数々を訳していただいて、とっても嬉しいです。
    やはり、音楽と共に聴いた方がいいですね!(YouTubeで探しました。)
    この歌詞はまるでゲーテが思っていることをそのまま言っているようで、ちょっとコミカルな感じがします。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    いえ、ドイツ語を専門にしているというわけではないのですが、大学ではドイツ語を第二外国語として専攻し、ドイツ語のゼミにも所属していた時期はありました。こちらの和訳を取り組んだ経緯は音楽小説を書いていたことがきっかけで、エッセイにも書きましたので、よかったら♪
    https://kakuyomu.jp/works/16816700426436608892/episodes/16817330653775776616(『世界を巡るシーン』;ドイツリートについて)

    確かにこの歌詞の和訳をそのまま読むとゲーテの気取った様子がそれとなく伝わりますね。ゲーテの世界は広いので、探索するとその頃の世界観から学ぶことも多そうですが、現状では時間的余裕と体力がないのがしんどいところです。

    そんな状況で、ここ、ドイツリートの詩趣も連載をストップしていますが、折にふれて更新できるといいな〜と思ったりしてます!

    編集済
  • 6.Reiselied(旅の歌)への応援コメント

     ドイツリートというワード、実は初めて聞くもので、You Tubeで曲を聞きながら読ませて頂きました。ゆったりとした曲が多く、穏やかな気持ちになりました。「なぞなぞ」は弾むようなリズムで楽しく感じました。有名な曲以外は訳のない歌の動画が多く、中澤様の和訳を読んで雰囲気を掴みました。
     シューマンの「献呈」、メンデルスゾーンの「歌の翼に」「春の歌」は聞いたことがありましたが、春の歌はOp62と紹介されているのがほとんどで、Op34の春の歌とは違うのでしょうか。Op34の春の歌を探して聞いたところ初めて聞く歌でした。Opの意味もよくわかりませんでした…。オペラ?ではないですよね…。無知ですみません(汗)
     シューマンはクララのお父さんに結婚を反対されていて裁判まで起こしたとのこと。背景を知ってから「ミルテの花」を聞き、和訳を読むと、更に嬉しさが伝わってきました。この様に知る機会を与えてくださり、ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    YouTubeでリート曲を辿ってくださって嬉しいです。ドイツリートはロマン派の時代から歌われてきた歌曲なので、声楽家の専門分野として扱われる面が多いですが、音楽の歴史的伝統を今日まで引き継いでいるので素晴らしいなと思いました。

    ところで、メンデルスゾーンの楽曲ですが、「春の歌」Op62は『無言歌集』というピアノ独奏曲48曲の中に収録されている曲です。また、Opという音楽用語はOpus(オーパス)の略で、作品整理の際、作曲家ごとに作品順にふられた作品番号を示す表記です。Op34はリート曲の「6つの歌」(恋歌、歌の翼に、春の歌、ズライカ、日曜日の歌、旅の歌)に対してまとめてふられた作品番号です。

    詩と音楽の歴史も世界史と参照しながら解釈すると、とても勉強になりそうだと私も思いました。

    編集済
  • 6.Reiselied(旅の歌)への応援コメント

    孤独だった騎手がやっと辿り着いた
    暖かい場所について
    辛口な樫の木さんですね

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    愛する人の家にやっと着いて、扉の前でつい臆病風に吹かれてしまっているのには何か理由があるのかもしれませんね…?

  • 5.Sonntagslied(日曜日の歌)への応援コメント

    周りの心浮き立つ様子と
    孤独な自身の差が切ないです。
    どなたか素敵な方が
    現われますようにと願いたくなります。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    皆と同じように教会には行かず、一人家に閉じこもっているのは花嫁のことが好きで、見るに耐えないのかもしれませんね。誰かに慰めて欲しいけれど、一人失恋の痛みに耐えているように思いました。早く立ち直れるといいですよね。

  • 4.Suleika(ズライカ)への応援コメント

    切ないほどの愛、
    その愛が報われなくても
    相手を思いやる心が
    美しい自然と一体化している感じです。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    四連の3、4行目、私の訳で「でも彼を悲しませることがないように/そして私の痛みは隠しましょう」という箇所はとても奥ゆかしい女性心理だと思いました。思いは秘めても相手との関係を大切に詩として表現していると思いました。

  • 3.Frühlingslied(春の歌)への応援コメント

    まさに、今のタイミングにピッタリな詩ですね!

    この詩、今の自分の高揚感を表現して下さっているようです!
    『永遠の若さ』、憧れますね……

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    春の訪れとともに芽吹く命の息吹の力強さや春の温もりを感じる人々の様子がよく伝わりますよね。

  • インドの力強い川の周りの自然美に溶け込む美しい女性をイメージ出来ますね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    この詩はハイネの絵画的イマジネーションの飛躍が伝わる有名な詩で、優しい余韻の中に自然への賛美も込められていて読んでいるだけで、気持ちが洗われますよね。

  • 1.Minnelied (恋歌)への応援コメント

    それほどまでに想われて
    そのように情熱的な想いを綴って頂けたら
    本望のような気持ちがします!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    美しく可愛らしい少女を見ているだけで幸せになる憧れのような恋の想いが率直に伝わりますよね。

  • An die Musik(音楽に寄せて)への応援コメント

    ゴシック様式の教会で鳴り響きそうな
    荘厳で神聖な音楽を連想します。
    音楽によって、人々の心がどんなにか癒されて来た事でしょう。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    大聖堂など、ドイツにも中世ヨーロッパの芸術様式であるゴシック様式の建築物が多く残され、聖歌隊による賛美歌や合唱された、キリスト教の伝統が守られていますよね。芸術とともに音楽の歴史と文化は発展し、優美な世界遺産も残していますよね。

  • An die Musik(音楽に寄せて)への応援コメント

    世間の荒波に揉まれた時も温かい音色で包み込む、音楽の持つ素晴らしさが見事に表現されていると思います。この世に音楽があることに、感謝したいと思います。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    苦しい時でも音楽に心洗われ、気持ちが休まり、新たな一歩を踏み出し、困難を乗り越えてきた人々の感謝の気持ちが伝わる素晴らしい詩だと私も思いました。

  • Ende des Buches(巻末)への応援コメント

    詩人のところに
    中澤さんのお名前を連ねたいくらい
    素敵な翻訳でした。

    詩人さん達の描く個性的な愛の世界を
    拝読させて頂いて
    ありがとうございますm(__)m

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    なんとか26曲分、最後まで辿り着けました。
    ロベルト・シューマンが構成した「ミルテの花」を通して、素晴らしい原詩にふれることができ、私としてはそれだけで感無量です。シューマンは全ての詩に作曲を付け、妻となるクララに捧げ、後世に残るリート曲として完成させ、作曲家としての才能を発揮していて、ほんとうに圧巻だと思いました。

    声楽家の方々は且つ歌うのですから、音楽の伝統の奥深さを想いました。

  • 26.Zum Schluß (終わりに)への応援コメント

    悲恋なんですね。
    妹というのは、
    よく日本の古文に有るような
    愛しい女性に対して引用する妹ではなく。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    いえ、悲恋ではなくて、悲しみというのは死の悲しみ、花輪は葬儀の時の花輪のことで、一連で花輪が不完全なのは予測できない死を象徴し、二連で自分自身が天に迎えられたなら花輪を織って欲しいと妹と花嫁に年長者としての思いを伝えながら、花嫁に対して生涯を伴にしたいという気持ちを伝えているのだと思いました。

  • >あなたを見ると哀愁が
    >ひっそりと私の心の中に

    切なくなっちゃうんですね
    恋が実らないとわかっているからでしょうか?

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    この詩のモチーフの従妹のアマーリエからハイネは拒絶を受けているし、その心の痛みさえもハイネは詩で表す詩人で、この初恋の痛みは晩年に至るまで延々と詩作されたそうです…。

  • 22. Niemand (誰にも)への応援コメント

    なんとまあ我儘な……。
    でもこれくらい正直でいないと芸術家にはなれないのかもしれませんね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    原詩を書いたロバート・バーンズは農家の生まれで少年時代から過酷な農作業や貧困に耐えた経緯から詩作にのめり込み不条理に立ち向かう庶民の声を込めた詩作をする一方で女性に甘える気持ちも強かったようで、この詩からもそんな意気込んだ心境が察せられますよね。

  • うっとりするような前半から
    一転したようなハードな後半部分ですが
    私は、そちらの方が好きです。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    リュッケルトの哲学的な詩ですが、まだなお抑えきれない気持ちを瞑想して意識を向上させていくような穏やかさが伝わりますよね。

  • 花のような美しく清純な女性を見て
    哀愁を感じるハイネが
    切ないですね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    青年時代の失恋がハイネの恋愛抒情詩の世界を切り開く基盤となったと言われていますが、この詩もアマーリエという従妹への恋心を詠っているのでしょう…。

  • 23. Im Westen (西部に)への応援コメント

    西部に住んでいる愛する方々は
    沈み行く夕陽に包まれる土地で
    心も暖かそうです。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    西部へと思いを馳せている気持ちがよく伝わりますね。きっと心温まる思い出があるのでしょうね。

  • 22. Niemand (誰にも)への応援コメント

    最初は独占欲が強いそうと思いましたが
    それだけ強い情が有るのですね。

    気持ち良いくらいにマイペースなお人柄が伺えます!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    原詩を書いたロバート・バーンズには妻以外にも恋人がいたけれど、一夫多妻にはなれない言い訳のようにも思えるのですが、最後の二行で気侭に生きたい気持ちが伝わってきて面白いですよね。

    編集済
  • ずっと視界を曇らせていた孤独の涙から
    やっと解放される時が来たのですね。
    そのきっかけとなる、大きな出来事は何だったのでしょう?

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ハイネはドイツで生まれましたが、ユダヤ人でユダヤ教だったことで、大学時代にゲーテからの冷遇を受けた経緯を受けて、プロテスタントに改宗しています。その後、ミュンヘンで作曲家であるシューマンと親交を結んでいるので、そういった経緯のことのように推察しました。

  • 20.Weit, weit(遠く、遠く)への応援コメント

    昔読んだ物語をぼんやりと思い出しました。
    タイトルも作者も思い出せないのですが、軍人が遠征先で純情な村娘と恋仲になり、必ず迎えに来ると約束して、娘はずっとその軍人が迎えに来るのを待っていたけれど、結局軍人は二度と娘の前には現れなかった、というストーリーだったと思います。
    運命も幸せも、遠くではなく近くで探した方がいいのでは?
    ドライすぎますかね?

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    そう、世界文学全集の中の作家の短編などにありそうですよね。当時、戦争で引き裂かれた男女の悲恋はいろいろなケースがあったことを推察します。

    それから、ふと思い出したのはフランス映画の「シェルブールの雨傘」です。カトリーヌ・ドヌーブが美しく、映画音楽も名曲で、印象に残ってます。

  • 19. Hauptmanns Weib (大尉の妻)への応援コメント

    夫や父親の職業が軍人というのは死が背中合わせだということでもあるので
    >平和の影で
    というフレーズは、胸にずしんときました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    惨い戦争体験というのはトラウマになると思うので、平和の中にいても心の中に不安は抱え持って生きていくような気がしました。そういった意味で的を得た表現の叙事詩だと思います。

  • 20.Weit, weit(遠く、遠く)への応援コメント

    遠方の恋人を案じる女性の心が強く伝わります。

    ふと、カール・ブッセの『山のあなた』を思い出しました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    カール・ブッセの『山のあなた』は子どもの頃、母がよく朗唱していました。母の場合、他にも『椰子の実』とか『この道』とか、唱歌をよく歌ってましたね。母の場合、歌うのが好きだったからで、今も病床でもいろいろ歌います。最近は竹内まりやが好きみたいです。クラシックもかなり詳しいです。

    少し話が逸れましたが、母の影響で私もクラシックなど音楽好きになったようで、幼い頃駄々をこねてピアノを習わせてもらったそうです。(笑)

  • 7.Die Lotosblume(はすの花)への応援コメント

    こちらを読んで、私は自然を描いている詩が好きかもと思いました。
    素敵な発見です。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    自然描写は単なる写実だけでなく比喩表現を用いることで心情や真理が投影されて言葉の奥行きが生じますよね。

  • 3. Der Nussbaum(くるみの木)への応援コメント

    すごく素敵な訳です。
    こちらの詩、大好きになりました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    くるみ(胡桃)の実は何気なく食べてますが、そういえば、くるみの木は見たことがないので、調べてみましたが、けっこう大木になるようで、葉が緑色に茂った様子はとてもさわやかです。

    くるみの木のこまやかな自然描写や比喩表現が繊細で瑞々しい詩ですよね。

  • 19. Hauptmanns Weib (大尉の妻)への応援コメント

    戦争で、心が痛みますが
    それでも、立場上
    周囲に威厳を保たなくてはならないのは、大変ですね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    原詩を書いたロバート・バーンズはスコットランド詩人ですが、現在、スコットランドはイングランドに併合されていますが、かつてスコットランド王国としてイングランドとの抗争の歴史を歩んでいるので、その影響がこの詩には表れてますね。

  • ヴェネチアというと、昨年処分した母の実家の本棚に『ベネチア風琴』という少女漫画がありました。
    興味があったのですが読まずじまいで……魅力的な絵だったんですよね。
    他にも『ベニスに死す』とか。
    こちらは小説ですが。

    世界には私がまだ知らない美しいものが沢山あるんだろうなと、中澤さんの訳詞を読むたびに思います。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    いつも丁寧に読んでくださってありがとうございます。
    詩を読みながら、新たな発見や絵画などに残されている歴史的光景が思い浮かんだりして、想像の世界が広がりますよね。

    私もターナーが描いたヴェネチアの光景をターナ展で見たことがあります。それから、「ベニスの舟歌」をピアノで弾いたことがあるので、ふと懐かしくなったりしました。

  • ヴェールやマスク
    ヴェネツィアといえば
    幻想的で華やかなカーニバルですね!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ヴェネツィアは仮面舞踏会の発祥の地ですね。カーニバルも伝統的な祭典ですが、ナポレオン支配化の頃はカーニバル自体も厳禁された時期があったようです。

    この詩は身分違いの恋が推察されますね。

  • 水の都ベネツィアの美しい街並みと
    着飾った美しい女性が
    思い浮かびそうです!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    原詩はアイルランド詩人のトーマス・ムーアが書いてますが、バイロン卿と交流があり、バイロン卿がヴェネチアに滞在していた折りわざわざ訪ねたことがあって、その時、きっと美しい女性も見かけたのでしょう。それとも話す機会があったのかもしれないですね♪




  • 16.Rätsel(なぞなぞ)への応援コメント

    「h」なのですね!
    それぞれの言葉にドイツ語のルビを入れて頂けるとわかりやすいかもですね!
    (それだとナゾナゾになりませんね(汗)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    和訳するのに必死でルビのことまで思いつかず、ルビをつけてみましたが、わかりやすくなったような…!?

    なぞなぞって子どもの頃、けっこう夢中になったので懐かしいです。

  • 16.Rätsel(なぞなぞ)への応援コメント

    なぞなぞ、難しいです。
    「空気」でしょうか?
    「覇気」とか、考えるほど分からなくなります (^-^;

    いつも、素敵な詩を拝見させて頂いている上に、
    とても印象深くなる解説も教えて頂いて、ありがとうございますm(__)m

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    なぞなぞの答えは"h"というアルファベットの表音文字のことだそうですが、和訳するとわからなくなってしまいますよね。

    編集済
  • 音楽の癒しって、素晴らしいものが有ると思います!

    庶民でも、動画などで気軽に楽しむ事が出来る、今の時代に生まれて良かったです♪

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    この詩はバイロン卿として有名なジョージ・ゴードン・バイロンの詩をカール・ユリウス・コルナーという声楽家がドイツ語に訳しているようですが、和訳がとても難しく、原詩を探したりもしたりして、なんとか私なりに整えました。

    リュートという楽器はルネサンス時代から伝わる楽器のようですが、きっと悲しみを癒す音色なのでしょうね…。

  • 最近友達から恋愛相談をポツポツ受けるようになってきまして……。
    花嫁の歌からは、なんというか、熱に浮かされた危うさも感じますね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    この詩の経緯については、きっと、お母さんも心配することがあったように思います。娘が嫁ぐ前にあれこれ心配する親はけっこういますから…。その心配をどう受け止めていくか、ということも大事なことですから。

    恋愛相談は悩ましいこともあるかもしれませんが、そのご友人からの信頼があってこその相談ということもあると思いますので、朔さんらしく率直に聞いてあげてくださいね。

  • 息子さんに、父親と似た名前を付けて
    とても愛情豊かに接している感じが伝わります。

    オランダの治安の悪さも……

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    この詩はスコットランドの詩人、ロバート・バーンズの数々の女性遍歴や生い立ちなども影響しているように思いました。また、ロバート・バーンズは仕事柄、オランダに行くことがあったように推察しました。

    そしてこの詩をシューマンがあえて選んだのは「ミルテの花」を捧げたクララ・シューマンとの結婚問題なども影響していたのかもしれません…。

    子守唄はシューベルトやブラームス、モーツアルトの子守唄の方が有名ですよね♪

    編集済
  • ハイランドというと
    自分の中では
    ウォーカーのショートブレッドに
    変換されてしまう
    お菓子脳です……

    1度だけ訪れた事が有りますが
    エジンバラ城とか
    ネス湖とか素敵な所ですよね♪

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    私はハイランドというと富士急ハイランドを思い浮かべてしまいます…;;

    1度、訪れたことがあるなんて素敵ですね。
    私はイギリスのストラットフォードアポンエイボンより北には行ったことがありません。

    この詩はスコットランド地方の美しい景観を思って走る気持ちがよく伝わる詩情感溢れる詩ですよね。

  • 日本人の感覚では、少し赤面してしまうかも知れないですが、
    娘から母親へのほとばしる愛情が伝わります。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    この詩を書いたフリードリヒ・リュッケルトについては今回、ミルテの花を訳して初めて知りましたが、当時、多くの言語に通じていて、アラビア、ペルシャ、インドなどの詩集などを翻訳したり、東洋の詩形に影響を受け、多くの詩作を残している詩人であり学者ですが、このようにリート歌曲でよく詩を扱われていて、その名を知られているようです。

    この詩は後に妻となる恋人ルイーゼ・ヴィートハウス=フィッシャーへの愛を綴った『愛の春』の中の1篇でここに出てくる花嫁となる女性のモチーフは妻となるルイーゼへの思いゆえの発想と推察されます。

    編集済
  • 花嫁の強い決意の気持ちと、結婚相手への強い愛と二人の強い絆を感じました。
    そして、いつの時代も、親は子どものことを心配なんですね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    詩人リュッケルトがどこか哲学的に女性心理を掘り下げた詩で、IとIIとセットで読むとより味わい深くなりますね。

    編集済
  • どこかで『ズライカの歌』ってタイトルを聞いたことがあるな、と思って、何気なく検索してみたのですが……。
    他の方の訳詞よりも、中澤京華さんの手になるこちらの方がずっとエモい! (語彙)と驚きました。
    ほんの小さな違いが、味わいを大きく左右するのですね。
    勉強になりました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    自分としては意味がわかりやすように訳していますが、和訳することで自分なりの理解を深まり、ゲーテが生きた時代のドイツ語の詩が今、こうして読める不思議に対しての感動の気持ちはそっと込めてます。

    高校時代、すでに和訳されているゲーテの「ファウスト」を読みましたが、その頃はよくわかってなかったな〜と改めて反省しますが、訳者によって味わいが違うというのは古典などでもけっこうあるようです。

  • 8.Talismane(護符)への応援コメント

    ロシアのウクライナ侵攻開始からもう1年以上になるのに、事態は一向に解決へと向かいませんね。
    1日も早く、この詩を唱える歌声が世界に相和して響く日が訪れることを願ってやみません。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ウクライナのキーウで暮らす子どもたちのドキュメンタリー番組を見ましたが、子どもたちが心の傷を抱え、悲しみや憎しみが日に日に深まっているという切実な現実に心が痛みました。死者や行方不明者や負傷した兵士が増え続ける中で戦争が残した傷跡は深くなる一方ですから、一日でも早く解決に向かうことを私も心から願っています。

    ゲーテが生きた時代もフランス革命の影響が強く、ゲーテは広い視野のもとで公務や研究、詩作と向き合おうとした意識がこの詩からも伝わりますね。

  • 『詩の衣をまとって!』という表現が、
    その愛を際立たせている感じです。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ズライカは彼の恋人であり、彼はゲーテの友人で、この詩作品はゲーテ作となってますが、実はズライカのモデルであるゲーテの友人の妻が書いた愛情のこもった詩であると言われてます。

    編集済
  • 7.Die Lotosblume(はすの花)への応援コメント

    その名前の響きも好きで
    学生時代、ハイネの詩集を読んでいました。

    蓮も月も美しいものの代表格ですよね!
    素敵な翻訳の文章に、癒されます。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ゆりえるさんは学生時代からハイネの詩集の影響を受けているんですね。ハイネはフランスに移住した折りに多くの芸術家と交流があったので、ハイネの詩には音楽家から曲を付けられてるそうです。

    この詩もその中の一編ではすの花と太陽と月を擬人的に表現していて、清らかな余韻がありますよね。

  • 4.Jemand(あの人)への応援コメント

    こんにちは。
    >私は望む!私は望む!私が望まないことも

    ここに感動して「これぞ真の愛!」とばかりコメントしに来たら、あら、作者は恋多きひとだったのですね。
    『アンの愛情』を読んでロイ・ガードナーにずっこけた時以来のあれれ? でした。

    ドイツ語の読み方がわからない(第二外国語はコリア)ので母(第二外国語がドイツ語)に読んで貰いましたが、音楽に乗るとどんな調べになるのか、興味が湧いてきました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    追い求める気持ちが強いゆえに……というのは詩にも現れていますが、ロバート・バーンズは持病の悪化で37才という若さで亡くなっていたり、苦労の人生でもあったようで……、スコットランドでは短い生涯の中で優れた詩を残した素晴らしい人物と評されていることも補足しておきます。

    ドイツ語の詩を音読してくださるなんて素敵なお母様ですね。文章は目で読むだけでなくて、音読する方が理解が進みますよね。

    作曲家のシューマンは文学にも傾倒していたので、詩を生かすべくリート曲の創作にも励んだようです。とても情熱的なリート曲に仕上がってます。


  • 4.Jemand(あの人)への応援コメント

    とても力強い無償の愛のような感じを受けます!
    それほど、人を愛せたら、素敵ですね!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    この詩を書いたロバート・バーンズはスコットランドの国民的詩人でフリードリヒ・ヴィルヘルム・エドゥアルト・ゲルハルトという学者によってドイツ語に訳されています。ロバート・バーンズについては実は日本でもお馴染みの「蛍の光」の原曲であるスコットランドの民謡「オールド・ラング・サイン」の作詞もしているようですが、波乱に満ちた短い生涯の中で複数の恋人がいて、女性を求める気持ちが強かったようで…、恋人に捧げた恋愛詩も残していますが、きっとこの詩もその中の一編なのでしょう♪

    編集済
  • 2.Freisinn(自由な心)への応援コメント

    おはようございます。
    原文と和訳を比較しながら読むとドイツ語の構造がわかって面白いです。
    そして欧米の言葉は根っこが一緒だなあとも。(ich=I、du=you)
    英語のmyにあたる語が名詞の性別?や単複?で変化しているようでもあり……。
    探りながら読むと、まるで暗号を解いているようなワクワク感がありました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    調べたまま訳すとぎこちなくなるので、できるだけわかりやすく詩的に意訳しているので、確かに暗号化してます。
    ワクワク読んでくださって嬉しいです。私も楽しく和訳してます。

  • 2.Freisinn(自由な心)への応援コメント

    おはようございます!

    希望に満ち満ちて来るような
    素敵な翻訳ですね!

    ゲーテも喜んでいそうです!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ゲーテの詩は人間味に溢れてますが、このリート曲も勇ましく活気に満ちてます♪

  • 2.Freisinn(自由な心)への応援コメント

    心が豊かになる素敵な詩ですね。
    訳せるなんてすごいです!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!
    和訳してみると、詩への理解が進んでリート曲への感動も深まると思いました。