死が偶然であったとしても、生きてきたことは偶然じゃない

自死
『自分の手で自分の命を終わらせた』者達
は“運命”の気まぐれによって「白い部屋」に集められました。
所謂自殺という他に、思わぬ死を迎えてしまった人達も含まれます。
主人公もそんな一人でした。
運命の代行人とでもいうべき少年によって、六人の男女は「シャワー」を浴びるよう促されます。
そこで「帰りを待つ人がいれば」運命はリセットされるのですが――

自分にとって大切な人達、大切にしてくれた人達を思い出させてくれる
そして、省みることを気づかせてくれる作品です。

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