概要
【祝22000PV感謝】異世界×音楽の異色の転移ファンタジー!
【異世界でもギターしかなかった】
佐倉幸(さくらこう)は音楽の才能以外全くの0と言ってよい高校2年生。
壮絶なイジメの中、唯一の救いがギターを弾く事であった。
ひょんな事から、ライブハウスでライブを行う事になった幸は、沢山の人の前でギターを奏でることで、地獄の日々によって忘れさせられていた、"楽しいの気持ち"、「笑顔」を思い出す。
ライブもたけなわ。
真っ白スポットライトの光に包まれて最高潮の時、幸は気付けば見知らぬ転生の間に移動していた。
転生の女神が告げたのは、
「転生ボーナスなるものがあり、それは己の能力を全て10倍にする」と言うもの。
ほとんどの能力が0の幸に、10をかけても、0は0のままである。
女神は最後に言う。
「成しなさい。」
そんなふうにして
佐倉幸(さくらこう)は音楽の才能以外全くの0と言ってよい高校2年生。
壮絶なイジメの中、唯一の救いがギターを弾く事であった。
ひょんな事から、ライブハウスでライブを行う事になった幸は、沢山の人の前でギターを奏でることで、地獄の日々によって忘れさせられていた、"楽しいの気持ち"、「笑顔」を思い出す。
ライブもたけなわ。
真っ白スポットライトの光に包まれて最高潮の時、幸は気付けば見知らぬ転生の間に移動していた。
転生の女神が告げたのは、
「転生ボーナスなるものがあり、それは己の能力を全て10倍にする」と言うもの。
ほとんどの能力が0の幸に、10をかけても、0は0のままである。
女神は最後に言う。
「成しなさい。」
そんなふうにして
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この世界に音楽を取り戻す!!
第一章のラストまで読ませて頂きました!!
ギターは天才的だけど、それ以外全く取り柄がない少年が異世界に召喚され、音楽の力で生き抜いていき、やがて世界を変えるための旅を始めるという物語です!!
異世界召喚といえば、チート能力で無双したり、スローライフしたりといった作品が主流ですが、主人公の能力が音楽というのは異色の部類ではないでしょうか!?
作者様はおそらくギターに精通された方だと思われ、かなり細い音楽描写をなさっておられますが、音楽に疎い自分も抵抗なくスルスル読めました!!
この世界にはどうやら音楽を排斥しようと目論む勢力があるようで(自分が読んだ一章までではそういうのがいそうというレベル)…続きを読む - ★★ Very Good!!たったひとつの希望が世界を切り拓く
主人公が何者かに問い掛けるような語り口で現実の出来事を語るのですが、それがまるで心の拠り所にしているイマジナリーフレンドへの言葉のように感じられます。なんでも打ち明けられる存在が主人公にはなく、ギターを弾く環境でさえ自分を取り繕っているところを見ると、この本来は目の前に存在しない聞き手の存在が妙にリアルに思え、主人公が辛い現実から逃れるために見出したのだろうなと感じます。
音楽で殺伐とした異世界を生き抜いていくわけですが、悲壮感はほとんど現実に置き去っており、音楽の楽しさを軸に様々な繋がりを築き上げていく様子は、主人公が心のどこかで望んでいたようなものなのかなと思います。
音楽を文章で表現す…続きを読む