概要
- 1人の皇女と彼女に支え最期の時まで共に生きた1人の護衛の物語 -
天蘭王国(_テンランオウコク_)の第一皇女であるセナは現国王であるルク王の1人娘であり、この国唯一の後継ぎでもあった。しかし、年に一度、春に行われる〈春祭り〉の日に、自分《セナ》の幼なじみだと名乗る青年《シウォン》に、出会い。現国王の命を狙う者がいると告げられる。
そして、春祭りの日の夜。 ルク王は何者かに毒を盛られ殺された。 王が殺されることを予知していたかのように殺される前に姿を消した王の娘であるセナと専属護衛であり幼なじみであるルソン。セナとルソンが消息不明になってしまった城では、(春祭りの日)の夜 現国王に毒を盛り、城に紛れ込んだ王の弟だと名乗る者に、王座を任せようとしていた。