この才能を埋もれさせてはいけない!

僕はこの作品を少し前から読み始めています。

漢字二文字の潔いタイトル、これを見て、匂い立つモノがありますよね。

さて、少しだけ僕の話。

皆様、物語を書く時に何が最重要であるか、ご存知ですか? カクヨムにいる人達は絶対に知っているとは思います。そうです、現在のラノベの世界では間違いなく「キャラクター」です。キャラに魅力さえあれば、テンプレストーリーであろうとまるで新機軸のように世間に歓迎されてしまいます。

そしてこの作品は、そのキャラクターが全て素晴らしい! と僕は思います。
ついでに言うなら、この作品の独創性、展開のアングル、それらも全て非凡なのです。わかりますか? 凄い作品ですよ(^^)/

ただし、注意点が少し。

一般的な長文タイトルで誰にでもわかりやすく、そしてストレスフリーな作品を期待してはいけません。その代わり、この作品には途轍もなく深い味わいが隠されています。そこを是非味わってほしい。決して文学的で活字中毒な作品ではないのでご安心を。

この作品に注入されている様々なセンス、それらが得てして尖ってしまいがちなモノでも、とてもバランスよく、そして軽快にまとめられ書かれているのです。こんな事が軽々出来る作者様は中々おられません。特に第一章に入った所から、そのセンスが爆発してゆきます。僕はびっくりして、このレビューを書いています。

だからお勧めさせて下さい。

この非凡な才能をカクヨムの大海に埋もれさせてはいけません。
是非、皆様も一読されてみて下さい。

宜しくお願い致します。