概要
ただの女子高生ではない。
真っ赤な金属の身体に変身し、精霊魔法で戦う「めかまじょ」なのだ。
さいたま新都心の平和を守るために、日夜悪党と戦う彼女。
やがて、美夜子を敵と狙う青いめかまじょ宮本早苗(みやもとさなえ)や、謎の白銀のめかまじょが現れて戦いは混戦へ。
自分がめかまじょになるきっかけとなった飛行機墜落事故、これが偶然ではなく陰謀であることを知った美夜子。打ち解け友達になった宮本早苗とタッグを組んで、その渦中へと。
果たして美夜子の秘密とは。
裏で糸を引く強大な悪に立ち向かう美夜子たちは、勝利することが出来るのか。
地球を守ることが出来るのか。
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- ★★★ Excellent!!!これは最高に熱いヒーロー物語の予感!!
主人公の小取美夜子はごく普通の埼玉に住む女子高生でありながら、真っ赤なボディーの『めかまじょ』に変身して悪と戦うという設定がとても魅力的に感じました。
精霊魔法を使うメカ少女ヒーローという組み合わせが斬新でワクワクさせてくれます。
さいたま新都心という身近な場所を舞台に日夜戦いに身を投じる美夜子の活躍は本当に痛快であり、さらに青いまかまじょの宮本早苗や、謎の白銀のめかまじょの登場で物語は一気に混戦模様に!
ライバルとの戦いや共闘など読み応えのある展開とめかまじょになった飛行機事故の真相、彼女が抱える秘密、そして強大な悪との最終決戦。
「地球の平和」という壮大なテーマと熱いバトルと友情…続きを読む - ★★★ Excellent!!!さぁ変身だぁ! ロケットパアアアンチ!
本作は、さいたま新都心を舞台に、機械の体と精霊魔法を駆使して戦う女子高生、小取美夜子の活躍を描いた物語です。
普段は等身大の思春期を過ごしつつ、ひとたび変身すれば悪を討つ正義の象徴「めかまじょ」として街を守ります。
巨大機械を操る凶悪犯との戦いから、仲間やライバルとの出会い、謎めいた敵の登場まで、笑いと涙が交錯するドラマが展開されます。
一番印象に残っているのはMAGIC・11後半からMAGIC・12にかけてです。その内容とストーリーの完成度に驚くこと間違いありません!
そして、何と言っても見どころなのは、赤いめかまじょの美夜子ちゃんと、青いめかまじょの早苗ちゃんの掛け合いです。
7割…続きを読む - ★★★ Excellent!!!うれしいことも辛いことも、とりあえず愛と友情で爆発だいっ!
近未来、進化した化学と魔法、凶悪犯罪が混ざり合う世界。
そんなカオスのなか、人知れず
ってこともなく
人々から『機械だ』『魔女だ』と迫害を受け
てるわけでもなく
まったくないでもなく
ノリと勢い
だけでもなく
とにかく人々と平和のために戦うサイボーグ少女
『めかまじょ』小取美夜子。
明るく快活、気は優しくって力持ち。
ある日は凶悪犯罪者をぶちのめし、
ある日は普通に学校へ通い、
またある日はライバルの出現で熱い青春を送り、
ある夜は孤独と過去に震えることもある。
そんなみんなの平和の象徴『めかまじょ』。
しかし、その成り立ちには大いなる陰謀が…続きを読む - ★★★ Excellent!!!正義は、スカートと鋼鉄でできている
未来の日本、科学と魔法が同居する世界。
技術が空を飛び、精霊すらも科学で測定される時代。
けれど、街の裏側では、今も変わらぬ悪が跳梁している。
巨大浮遊重機〈ゼログラ〉を駆る凶悪犯によって、人質事件が発生。
警察の包囲をあざ笑い、空中から街を破壊する犯人たちに、
現れたのは――栗色髪の制服少女、小取美夜子。
その正体は、鋼鉄の右腕と精霊魔術を操る正義のヒロイン、
その名も「めかまじょ」!
ギャグとシリアスが絶妙に溶け合うハイテンション活劇。
炎をまとい、カセットを差し込み、爆発と共に変身するその姿は、
どこか懐かしく、そして新しい。
『変身ヒロイン』というジャンルに、現代的なユーモア…続きを読む - ★★★ Excellent!!!純度120%! 友情、SF、ガールミーツ・ガールストーリー
主人公小取美夜子は普通の女子高生ではない。金属のボディに身を包み、精霊の力を駆使して戦う“めかまじょ”である。
強大な敵と戦い、好敵手と戦い、悪と戦う。それが小取美夜子だ。
戦うが故に傷付き、自らの出自に傷付き、自分の体重が◯ ◯ ◯キロであるという事実に傷付く。それがめかまじょであり、小取美夜子なのだ。
日朝にやっている女児向け変身アクションアニメのような、痛快だけど少し切ない、青春SFテイストなストーリー。
何も足さない。何も引かないとでも言えば良いのだろうか。ノイズとなるような要因は無く、読んでいて引っかかることなく純粋に楽しむことのできる話でした。 - ★★★ Excellent!!!ノベライズ元である劇場用アニメを未見であるのが恥ずかしいです
え? そんな劇場用アニメはない? 単なるメタな設定?
いやぁ、皆様、評者の稚拙な嘘には騙されませんでしたかぁ……
でも脚本を利用した劇場用アニメが商業的に作られても全くおかしくありません。そして商業的に成功すると思います。
つかみのギャグ、うって変わって血湧き肉躍る戦闘シーン、挿入される秘話、最高潮で迎えるラスト、そして二時間枠を想定したシーン数でキチンと終わっています。構成に瑕疵は一切ありません。プロの仕事です。
喜怒哀楽、一本で全部楽しみたいならコレ! 全力で推します。
書きたいことは多いですが、作品自体が短くまとめたのですから、これにて。 Fin.