ちょっと未来が描かれた後、子供時代に周りと違うということがどれだけ残酷なものかたんたんと綴られる導入。
ですが、同時に家族の暖かさも描かれるとても丁寧な導入で読み手がしっかりと世界観を把握できる親切な展開となっています・・・が!
主人公も辛いことばかりではなく、ふとした拍子から訪れることになった教会は神父様がイケメンすぎるので思わず感嘆のため息を漏らさずにいられませんでした!
神父とはかくあるべしを地でいく素敵神父様なので、ぜひ!
そしてやはりファンタジー。
冒険に出ることになるのですが、子供時代からの因縁のある相手とも同じパーティを組まざるを得ない状況になり・・・
この因縁の相手、グーパンしたくなるような子供ではあるのですが、だからこそ物語のキャラが映えるような良い(良くはないが・・・)キャラです。
だからこそその策略後の・・・
ということで内容をここで言うのはもったいないほどの良展開が続きます!
少し進むとさらに魅力的な・・・
と書きだすとみなさまがこれから味わうであろうカタルシスを損なってしまう恐れがあるため、ここまでとします!
主人公の素朴で真っすぐな人柄、そしてその美貌も本物、命名センス以外は完璧な主人公と言えるでしょう!
そんな主人公の物語読んでみたいと思いませんか?
生まれた場所、竜人族の村では魔力もなく、見た目をちょっと違うことでいじめっ子たちに虐げられながらも、夢を叶えるために心折れることなく強くなっていく主人公ジュキエーレ。彼、ジュキがとにかくキュート。努力家ですし、かわいいです。応援したくなる!
脇を固めるキャラたちも魅力的。パーティメンバーなのに、ジュキくんを裏切ってしまうイーヴォたち、姉のアンジェリカ、そして旅の先で出会う聖女になりたくないレモネッラ様。もう、みんな生き生きしています。
作者様の文体がとても読みやすく、表現描写が洗練されているためその情景が、キャラたちの顔や声が、頭の中でありありと再現されます。
そして、時々挟まれるコメディ(笑)
面白くてつい時間忘れて読み進めてしまいます。
なぜ生まれてすぐ祝福と言われながら封印石で精霊力を封じられたのか、瑠璃色の髪の聖女の正体は? 序盤では明かされていないので、これからジュキ君と一緒になって物語を追わせていただきます!
ハマること間違いなし!一推し作品です☆
タイトル的にはネット小説でよく見る最強もの作品に見えますが、この作品は違います。
当初無能であることにも後に覚醒する力にも理由があり、それがこの先の物語を進めるための導線にもなっているため、するすると自然に読み進めることができます。
加えて主人公とヒロインのキャラ付けも良いです。
書く側としては読む人に抵抗がないように、当たり障りのない平凡な主人公を設定してしまいがちですが、この作品の主人公ジュキ君は竜人の先祖返りとして、堂々と異形の姿を設定しており、だからこその差別を受けたりとキャラとしてのメンタリティにも影響を与えています。
それに対するヒロインがレモネッラさん、外見にとらわれない前向きな意志の持ち主だからこそ主人公のジュキ君との良い関係を築くことができる。見ていて気持ちの良い意志の強い女の子にも関わらず乙女な一面も兼ね揃えた良いヒロインだと思います。
ジュキくんの旅は、二人の関係はどうなってしまうのか、
まだ全部は読みきれていませんが、先が楽しみな作品です。
魔力0と診断され馬鹿にされていた主人公が、ギフトと先祖返りの力を覚醒し、無双していく物語です。
展開が早くドキドキする場面が次々に出てくるので、ストレスなく夢中で読み進めてしまいます!
能力覚醒あり、ざまぁあり、黒幕あり、無双あり、ラブコメ要素あり…の、全部詰め王道ファンタジーです!
(ご馳走様ばかりですが、主人公の努力と性格ゆえのもので、胃もたれしませんのでご心配なく!)
私の推しは、弟大好き!な主人公の美人お姉ちゃんでしたが…ヒロインが可愛すぎる!意志も魔力も強いのに、主人公に対しては乙女で優しい…。
そして作中で一番美しいのは、主人公であるジュキ!姉やヒロイン目線から見る主人公が美しすぎて、思わずため息が出てしまいそうです…(是非挿絵付きで見たい…)。
果たして黒幕は誰なのか、どこがどう繋がっていくのか…ヒロインとのラブコメ展開にも期待しつつ、楽しみに読み進めたいと思います。
歌うことしかできなかった彼は、実は本来の力を封じられていただけだった。本来の力を取り戻し覚醒した主人公のその万能ぶり、まさに昨今の王道と言えるのではないだろうか。
ただ、とにかく言葉選びが柔らかく優しく、そして読みやすい。気付けば読み終えてしまっている、と言えるほどなのである。
主人公も魅力的であるが、取り巻くキャラクターもまた色を添えてくれるのである。味方はもちろんのこと、敵もどうしてだか憎めない。
何度も何度もざまぁな展開を迎えるというのにまた戻ってきて、ついには出番を待つようにまでなってしまった。
そんなどこを切り取っても魅力的な本作、ぜひご一読ください。
歌によるギフトだけでどうにかしていくお話かと思ったら、侮るなかれ。
主人公は何でもできます。
お話の途中で覚醒する新たなるギフトと、無尽蔵の精霊力。
それを操ることで、あらゆる困難を乗り越えるための力を得ました。
元々はシロヘビと呼ばれ、同郷のガキ大将からいじめられる環境だったところから一変、テンプレざまぁのお手本のように状況を反転させ、自分の目標を目指して歩んでいく様は、現代のスタンダードな主人公なのだろうな、と思いました。
そこにヒロインとのキャッキャウフフもついてくるのだから、こりゃお得ですね!
昨今のスタンダードとなる展開の教科書とも呼べる本作、今後も楽しみですね。
どうして音にも温度にも触れられるのだろう
文章は選び抜かれてやわらか、会話から世界の仕組みや背景がくっきりと見え
美しい意味をもつ言葉に聲に聴き惚れ、成長していく少年が進み乗り越えていく日々を
いつのまにか隣を歩く気持ちで応援しながら、世界観に惹きこまれていきます。
主人公の歌声魅了はもう何度目の盛りあがりでしょう
荘厳であざやかで美しさが波のように響き渡ります。
冒険のわくわくはもちろん、かろやかな仲間たちとのほのぼの感に癒され
くすっと微笑んでしまう愉しさのシーンは暖かい気持ちまでをくれる
読む人へ年齢問わず幅広く伝わる、作者様の生みだされる世界観
根源的な愛を感じるメッセージの大きさ
それこそもギフト。
歌声魅了のギフトをうけた主人公と
才能のシンフォニーは奏でられています。
あなたも魅了をされてみませんか?
最新88話まで読んでのレビューです。
他の方も書かれているとおり、流行りの王道路線をいく異世界ものです。
テンプレ系、なろう系といった路線が好きな方には、間違いなくはまる作品になります。期待を裏切らない要素が、これでもかと詰まっています。
本作は、王道路線を歩みつつ、魅力的な多数のキャラが登場します。メインだけでなく、サブにもしっかり生かされています。キャラたちの掛け合いもコメディーあり、シリアスありと面白く、ついつい引き込まれてしまいます。
また、主人公の持つ歌声魅了という力も、実にユニークで、(勝手に自分で)音をつけて、読む&聞くを同時に楽しみたくなってしまいます。
本作には、今のラノベの全てが詰まっています。文章も読みやすく、地の文と会話の文のバランスもうまく考えられています。
次へ、次へと読み進めたくなる魅力があふれる本作、ぜひ一読をお薦めします。
まず読者の皆さんにお伝えしたいのは、本作が素晴らしき王道の作品であるということ。王道は皆さんの期待を裏切りません。
あらすじにもあるとおり、魔力無しの役立たず主人公は最強のデバッファーであり本来の能力を聖女(?)に封印されているだけの無双キャラです。
幼馴染のパーティーリーダーは、ちゃんと彼をダンジョンに置き去りにしますし、読者が期待する通りに残念な目に遭います。これぞ王道。
もちろん独自の世界観や、能力を封じた聖女の謎、主人公溺愛姉の存在など、本作ならではの要素もたくさんありますので、まずは第一章の一『旅立ちと覚醒』まで読んでみて下さい。
コメディあり恋ありバトルあり最強あり
可愛いありスカッとあり!!
主人公のジュキくんがとにかく最強でカッコいいです!しかも優しくて可愛くて男らしいところもあって!主人公のことが好きになります!
ジュキくんのことをイジめていた3人が物語が進むにつれてドンドン酷い目にあっていくので心がスカッとしまくります!
さらに可愛いくて強いヒロインとの恋愛も見どころです!
キャラクター一人一人の個性が際立っていて容易に物語の世界に入り込むことが出来ます!特にジュキくんのお姉ちゃんが最高すぎる!!
魔法を使ったバトルもジュキくんがめっちゃ強いので爽快です!
読めば読むほど面白くてハマっていく!
おすすめの作品です!ぜひ読んでみて下さい!!
他の方のレビューにも書かれているので、あらすじは割愛致しますが……私のおすすめはともかく、魅力的な脇役たちです。
主人公は美しく、誰もが屈服してしまう能力の持ち主。
ヒロインは、ちょっと天然で黒いけれど、それでも主人公を溺愛する未来の聖女。
そんな二人のキャラに劣らない、強烈な脇役たちがたくさん登場いたします。
特に私のお気に入りは、『3バカトリオ』ですね(勝手に名付けてしまいました。作者様、お許しください。あくまでも愛情たっぷりのネーミングです)。
「ああ、とうとう、これでお別れになっちゃうのかしら」と思えば、またすぐに出てきてくれる彼ら。もう安定の名脇役だと思います。
主人公とヒロインの行く末も気になるところですが、ともかく彼らのエンディングはどうなるのか? そこが気になりすぎて、更新されるのを心待ちにしてしまいます!
是非、迷脇役(⁉︎)たちの活躍をお楽しみいただきたいと思います。