竜人の少年は祖たる者との出会いにより、封じられし真の力を解放する!

竜人のいいよね……いい(自問自答)
自分のことはさておき、竜の亜人である主人公は先祖返りしているという珍しい身体を持ちながら、何故か全く魔法を使う素質に恵まれず、それをコンプレックスとして抱えて生きていました。勿論維持の悪い奴らに虐げられたりと、誰もが簡単に想像しうるような状況にありました。

彼が冒険者となって旅立ち時が経つ。そんなあるときにパーティーメンバーの策略によりダンジョンの深層に置いてけぼりをくらい、まさに絶対絶命の危機に。
不幸は続き、罠のような何かを踏んだ彼はさらに下の階層へ転落。しかし、そこで出会ったのは自身の身体と近い特徴を持つドラゴンが封印されていた!

仮称ばーちゃん(ばーちゃん!?)によると主人公が魔法らしい力を使えないのは生まれて間もない頃に祝福を授けたらしい旅の聖女によるものだった!?
そしてばーちゃんから授かった力で封印を解き放った主人公は、ダンジョンから脱出。竜の翼を羽ばたかせて────

ついに始まる彼の快進撃。唯一の特技が彼を追放したパーティーの強さの大部分を補っていたこと、与えられそして解放した自身の力は計り知れないレベルへと昇華していたことなどが発覚。
トントン拍子で高ランクへ昇格。彼の力は留まるところを知らない!

そして依頼先で出会うヒロイン。彼女とは────そこからは自分もまだ語れるほど読み切ってないから言えませんですわ(正直者)


とにもかくにも! この作品はストレスもそれほど感じさせずサラサラと読めます。話数も満足出来るほどありますので、じっくり読むのもスパッと読み切るのも出来るはず!(自分は前者)
人外主人公最高! そんな人にもオススメですわ!

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