良いんです───!!

 皆様、レビューが素敵。分かりやすい……。
 よって、内容説明は全部割愛!!

 とにかく、ため息が出るほど、うっとりです。
 色合いが、金、紅、翠、蒼……、その輝きは、大正のステンドグラス、もしくはギヤマンを通したような、硝子のなんともいえない、美しい煌めきの色合いです。
 とにかく作品に、この美しい色が、満ち溢れているのです。
 その色が、ゆっくり、きらきらと、水中に落ちていく宝石のような優雅な遅さで、万華鏡のなかを回ります。
 もう、うっとりです。

 抽象的で申し訳ない!
 でも、読めば納得いただけると思います。

 話の構成が凝っていて、しかもコンパクトにまとまっていて、どれも、愛が狂おしいのです……。
 どこにも逃したくない、と、男は願い、女は、私を逃さないで、虜にして、と願うのです。
 勿論、それだけではないのですが、そんな愛が大好物な方はもう、くらくらするはずです。
 そんな愛を沢山見せてもらったあとの、最後の、愛の深きことよ。

 愛と、人の情の深さに、最後は心をうたれるのです。
 うたれます。読了して私は今、清々しいです。
 ぜひ、ぜひ、ご一読をおすすめします!

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