とても重く、鬱くしい物語

この邑には、神が祀られている。
白い玉様と呼ばれる神へのお参りは、一挙手一投足、間違ってはならない。
間違えばどうなるか……

ぞわぞわと足元を這いまわるかのような不安感の中、明かされる衝撃の真実。
それを知った主人公達の選択は……

主人公達、彼らを取り巻く邑人達、その全ての想いがすれ違い絡まり合っていく様は、まるで泥濘のように読者を引き込んで離しません。
語られる言葉の重さに魅了されること間違いなしです。

これぞダークファンタジー!

続編もあるとのことなので、完読後も楽しめますよ……!

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