とても重く、鬱くしい物語
- ★★★ Excellent!!!
この邑には、神が祀られている。
白い玉様と呼ばれる神へのお参りは、一挙手一投足、間違ってはならない。
間違えばどうなるか……
ぞわぞわと足元を這いまわるかのような不安感の中、明かされる衝撃の真実。
それを知った主人公達の選択は……
主人公達、彼らを取り巻く邑人達、その全ての想いがすれ違い絡まり合っていく様は、まるで泥濘のように読者を引き込んで離しません。
語られる言葉の重さに魅了されること間違いなしです。
これぞダークファンタジー!
続編もあるとのことなので、完読後も楽しめますよ……!