概要
学園内で一番嫌われ者の不良が、最上級の美少女社長令嬢から愛され過ぎる件
「だって、貴方を愛しているのですから」
四条雪乃は大企業のご令嬢であり、学園の生徒会長を務める才女でもある。華麗なる美貌と卓越した才能で学園中の人々から尊敬と憧れを集める存在である。
一方、山田次郎は彼女とは正反対の存在であり、不良生徒として周囲から浮いた存在である。彼は四条雪乃の事を苦手としており、自分が不良だという自己認識と彼女の高嶺の花な存在感によって、彼女とは距離を置くようにしていた。
しかし、ある事件を切っ掛けに彼と彼女は関わりを深める様になっていく。だが、彼女が見せる積極性、価値観の違いに次郎は呆れ、困り、そして苦悩する事になる。
「私は貴方の事が大好きですわ」
「俺はお前の事が嫌いだよ……」
一方的な感情を向けてくる雪乃に対して、次郎は拒絶をしたくても彼