ツンデレ皇子が成長を遂げたのは、心優しき主人公の言葉と行動でした

「どうせ殺すんだ、その前に生き返らせてもいいだろ」だなんて衝撃的な言葉を投げるツンデレ皇子・シオン。
そんな皇子のツンを溶かしてデレさせるのは、主人公・夏樹の優しさです。言葉と行動で優しさを示す夏樹との間に広がる溝を繋ぐのは、サポート役・太一。
この3人だったからこそ事件は解決し、シオンも少しデレて(いい具合のデレです!)無事、夜明けを迎えられたのだと感じました。

ツンデレにも、ツン対応をしてしまう理由がある。そんな思いがじわりと伝わる作品です。

ちょっとツンデレ特化なレビューになってしまいましたが、スーツな太一はめちゃくちゃカッコいいし(私は太一のような設定を持つキャラに弱いので、彼が推しです)、夏樹の優しさからくる頑張りは応援したくなる説得力があります。

ツンデレ好き、成長物語が好きな方、スーツやコートのイケメンが大好きな方、是非、読んで欲しいお話です!

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