まぼろしの恋から現の愛へ

村の神『幻神』の贄、伴侶に選ばれた明里ですが、彼女には忘れられない人がいます。『幻神』の姿は性質によりに明里の忘れられない人になっておりますが、その人の『本人』ではありません。
村の恵みをもたらすためには、明里は『幻神』の妻にならなくてはいけません。ですが、明里は『幻神』の妻になることを望んでいません──

これは、特定の姿を持たない『幻神』と伴侶となった明里の和風恋愛ファンタジー。
関係性の進展は本当にたまりません。前途多難ではありますが、彼らが思いを交わす場面を見るたびに、教会の鐘を108回感謝の正拳突きをしたいぐらいです。

あらすじにもある通り、じれじれ、つかず離れず、胸キュン、こじれあい、ヒロインに冷たいヒーロー、溺愛。これらが好きな人にはたまらない物語。
一読してはいかがでしょうか?

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