間章の登場人物・②
間章の登場人物・②
【メインキャラクター】
ランディ・ウィナザード:
主人公。冒険者の天地 《
兄のシオンが魔物の密輸を図る危険な何者かを追うべく冒険の旅へ出たため、現在は《
ユイリィ・クォーツ:
ランディの『姉』を自認する《
《大陸》北方の皇国ガルク・トゥバス最高峰の人形師たる《
ウィナザード家の地下室で眠っていたが、ランディとの出会いを経て再起動。ランディの「お姉ちゃん」になるという
シオン・ウィナザード:
ランディの兄。20歳。《雷光の騎士》の異名を取る不世出の冒険者。
《大陸》へ旅立った両親に代わって弟を養育していたが、魔物の密輸を図る危険な何者かの存在を知ったことで、幼なじみのフリスやかつての仲間達と共に再び冒険へと旅立つ。
メルリィ・キータイト:
《
男性の姿へも擬態可能だが自己認識上は女性型。
ルクテシアの大貴族トリンデン卿の命を狙う刺客として現れるが、失敗に終わり俘虜に。ランディを仮の
【ランディの友人たち、他】
ラフィ・ウィナザード:
ランディの従姉妹でおさななじみ。8歳。
トスカの冒険者宿、《黄金の林檎》亭の亭主夫妻の娘。おさななじみグループのリーダーを自認し、自称している。
ユーティスとはケンカが絶えないが、まれに意見が一致したときだけはとても息の合ったところを見せる。
ユーティス・クローレンス:
ランディのおさななじみ。8歳。トスカの名士にして町長であるクローレンス氏の息子。
学校のクラスでは抜きん出て頭がいい。眼鏡をかけ、瀟洒な懐中時計を持ち歩く。
ラフィとはケンカが絶えない。というより「自分以外のみんながラフィに対して甘いのだ」くらいに考えていそうな節がある。
エイミー・ノーツ:
ランディのおさななじみ。8歳。トスカの聖堂を預かる司祭夫婦の娘。かわいいものと動物が大好き。
おさななじみグループの中では一番小柄で、引っ込み思案なおとなしい女の子だが、好きなものが目の前に現れると若干理性をなくしがち。
リテーク・ファリダン:
ランディのおさななじみ。8歳。父親は近隣で弓の腕前一番の猟師。
いつもマフラーで口元を隠している、口数の少ないぼぅっとした男の子。
学校で習い始める前から独学していたらしく、魔術を扱える模様。
クゥ:
ランディ達が森の『遺跡』で見つけた幻獣。
一見すると子犬のような姿をしているが、その正体は数多の伝承にうたわれる竜種、『ファフニール』の幼体。
【冒険者パーティ《渡り鳥》/シオンの冒険者仲間たち】
フリス・ホーエンペルタ:
20歳。「魔女種族」と称される血族の末裔。シオンの幼馴染み。ランディにとっては『ご近所のやさしいおねえさん』といった存在で、よく懐かれている。
冒険者を休業してトスカで薬屋(兼、魔法屋)を営んでいたが、シオンやかつての仲間達と共に再び冒険へと旅立つ。
ビアンカ・レオハルト
人狼族(※二足歩行の狼というべき容貌)の軽戦士。
シオンとフリスが冒険から離れていた間もジーナス、ロニオンと共に冒険を続けていた。《
ジーナス・エリク:
シオンとフリスが冒険から離れていた間もビアンカ、ロニオンと共に冒険を続けていた。《
ロニオン・クレンダール:
長身の旅神官。割と生臭坊主の気配がある。
シオンとフリスが冒険から離れていた間もビアンカ、ジーナスと共に冒険を続けていた。《
【トスカのひとびと】
イルダーナフ:
シオンとフリスを冒険者として育てた『師匠』である女性。ランディの両親、デルフィンとエルナの師でもある。
見た目の年頃は二十代半ば~後半といったところだが、曰く「
武芸百般のみならず数多の魔術系統をも修め、のみならず多種多様多彩な技能にも秀でた女性。自身を称して伝説の勇者の名である「
本来の名は「アレクシア・サイヴァリオス」。
ただ、「イルダーナフ」以外の名を名乗ること自体が稀であるため、この名を知るのは限られた一握りのみである。
ホーリエ・フラプタ:
トスカの町の初等学校で教鞭をとる女性教師。ランディ達のクラスを受け持つ担任の先生。緩く波打つ茶髪を一本のしっぽに結び、いくぶん頬のふっくらした顔に眼鏡をかける。
かつては王都リジグレイ=ヒイロゥの《学院》で学び、詠唱魔術の研究室に身を置いた才媛だった。
カルフィナ・オード:
トスカの町の初等学校で図書室に勤める司書の先生。
トスカ出身で、ホーリエ先生とは初等学校の頃からの仲。
かつては王都リジグレイ=ヒイロゥを拠点に冒険者として活躍していたが、ある事件をきっかけに冒険者から離れ、故郷であるトスカへ戻ってきた。
【港湾都市スカヴィーサイドのひとびと】
イオナ・ラングレン:
愛称は『イオ』。16歳。スカヴィーサイド港湾局船舶管理部の長カシアスを父に持ち、自身も港湾局で働く。
六年前、当時港湾局の局長だった父が冤罪で投獄、公職を追われていた頃に、病身の母を養うため手を染めたスリで最初の獲物と狙い定めた相手がフリスだったのをきっかけに、シオン達と縁を持つ。
結果、シオン達がスカヴィーサイドで巻き込まれる一連の事件の端緒となり、共に一時の冒険を駆け抜けることとなった。
一連の事件は――彼女の名こそ伏せられているものの――《凪の船を巡るみっつの冒険》の第二章として詩にまとめられ、冒険者パーティ《渡り鳥》の冒険譚のひとつとして吟遊詩人に広く謳われている。
カシアス・ラングレン:
港湾局船舶管理部の長。イオの父。
六年前、港湾局局長を勤めていた折に冤罪で投獄されるも、冒険者パーティ《渡り鳥》の活躍で救われたという過去を持つ。後に港湾局局長の地位を辞し、現在は船舶の出入港、及び船員と物資の防疫、防犯を一手に担う船舶管理部の長を務めている。
【その他】
《
本名:ヴァイス・マードック。ユイリィの制作者たる
かつてはユイリィを伴い逃亡の旅を続けていたが、何らかの理由でユイリィを手放すことを決断。三年前、自身の逃亡を手助けする報酬として、ユイリィをウィナザード夫妻(※ランディとシオンの両親)へと譲り渡した。
《
本名:アルヴァールト・エクタバイナ
第五工廠の長たる《
《
《機甲少女》といっしょ! - 機械仕掛けの人形少女は、あなたのお姉ちゃんになりたいのです - 遠野例 @toNo_ddd
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