最終話、お着物を着て歌舞伎を観に行った気分で読み進めラスト心が奪われた

何年か前にお着物を着て出かけた歌舞伎。
その世界観を最終話で物凄く感じました。

「見えないものをどう見せるか」

黒き鏡——とは、何か。

芸術においてとても大切なメッセージが物語からすんなりと心に届き、ライストシーンはグッと心に響きました。誰が主役だったっけ?と思うほどに、最終話は本当に素晴らしかったです。もちろん第一話も、第二話もです!

個人的に、本日お着物を着てお茶の御稽古に行き、ちょうど秋の景色が取り合わされたお道具に囲まれていたので、武蔵野の情景も心に浮かびました。

大変素晴らしい作品を拝読させていただきありがとうございました!

文化に触れる秋。
是非ご一読を!
きっと歌舞伎を見に行きたくなる気がします!

オススメです!

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