別世界に連れて行くとは、こういうこと

冒頭、殺伐とした戦場の描写にハッとさせられました。
よくある戦争ものの雰囲気ではなく、リアルな戦場を肌で感じました。想像だけではなく、しっかりした知識に裏付けされた描写であると感じました。
それは戦闘シーンだけではなく、物語の主要人物である二人の青年たちの心理描写でも感じられます。明日も知れない危機的状況で生きながらも、神を信じ、神のための戦士である自分を信じて生きている彼らが、眩しく思えます。
別世界に連れて行ってくれる話とは、こういう作品だなと思いました。

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