たったひとりで読書クラブを託された生徒、稲荷口サユリのちょっと不思議な日々の物語。 ぶっ飛んだ展開が魅力の部活ものライトノベルです。 変わった学校生活を描いたいわゆる日常もの……かと思いきや、壮大なバトルものとしての味わいもあったりするところが特徴的。 各キャラクターのちょっと尖った造形も含めて、とにかく個性的なお話でした。 地名や人名、あるいは書名に曲名など、さまざまな実在の固有名詞が怒濤の如く登場するところも非常に独特なお話。 基本はコミカルなノリでありながらも、独特の勢いと熱量を感じた物語でした。
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