不穏さ漂う近未来

代わりにいじめられてくれるロボットというのは、なかなか斬新なものではないだろうか。
ある意味自分自身を客観視することもできるそれが学校へ行く。その結果何が起きたのか。
果たしてそこにいるのは人なのか、それともロボットなのか。無視をする人間と物言わぬロボットの区別はつくのか。
どこか不穏さを漂わせているような、そんな風に思える作品であった。最後は人と人ではあるが、本当にそこに他に人はいないのか。
色々と考えさせられる作品です。ぜひご一読ください。

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