読後もその余韻に浸る

赤子を連れ去られた少女の悲しみは元より、連れ去った側の「怪異」にもついつい思いを馳せてしまう。
その「怪異」は何も語らない(語れない)が、語らないが故に、一層の悲しみが押し寄せてくる。
読後もしばらく考え込んでしまいました。

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