二人の少女が向うミライへ

一話完結という短さながら、
人間生活における無情さや運の無さが詰まっている作品でした。
しかも、どこか最後薄暗い中に希望を感じさせる終わり方は、深くどっしりと刺さってきますね。
なによりも、少女たちを深く傷つけた人間の身勝手さがとてもリアルでした。

そして、読み終わった感想としては、多分二人にとって思いつく限りの最善なラストだったのだろうと思います。

その空の向こうにある、彼女たちの来世に着地できることを願わずには居られません。

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