私は魔導図書館の司書です。(仮)

黒銘菓(クロメイカ/kuromeika)

第1話

 ※連載やら休載が大量にあるため、連載予定は無し!取り合えずメモを置いておきます。似たものがあるので、パクリになっていない事を祈る。


《あらすじ》

 魔法の本、『魔導書』が大好きで大好きで読書ばかりしていた少女、通称:司書少女(名前未定)。

 彼女はその熱意で魔導書専門の司書、『魔導司書』となって魔導図書館に勤める事となった。

 自分の夢が叶って舞い上がる司書少女。しかし未来には控えめに言っても地獄が広がっていた。

 世界を引っ繰り返せる魔法の本を収集、管理する仕事が穏やかで平和な仕事なわけがない。惨い現実。しかしそれが魔導司書。

 これは魔導書が大好きな少女が夢を叶えて魔導司書という控え目に言って地獄に落ち、なんやかんやあって立ち向かって成長する話。


 魔導図書司書について

 魔導に関係する図書の収集・購入・管理・保護・貸出/返却・案内を行う魔導書専門の司書のこと。

 就業には国家資格の魔導司書資格を要し、資格を得るためには特別講習を受ける他、魔導省認可の魔導学院で単位を履修しなければならない。

 危険物取扱に近いものがあるので人数は僅か。


 巷での『魔導司書』の評判について

・魔導書ヲタクが割となるイメージだよね。

・魔導図書館の受付の人のことじゃないの?

・魔導系・文系

・一日中魔導書に囲まれて生きてるの…いいなぁ(涎)

・魔導士の数が数だから割と人来なくてラクそう。(魔導士の数は非魔導士込みの全人口の30%)


 有識者(魔導司書)の魔導司書に関する分析

・舐めてると死ぬ

・舐めてなくても死ぬ

・腕に自信の無い無能は来るな

・腕っぷしはそこまで無くて良いよ。ただ、最低でも7m級の竜を三頭まとめて仕留められないと困るな。死んじゃうもん。

・騎士って司書に比べてなんか弱くね?

・賃金が吹けば飛ぶほど安い割に命も簡単に吹き飛ぶ系の職場です…


 魔導司書の仕事

・魔導書の収集・購入(対象物の性質上、相手はほぼ冒険者や探検家、最悪犯罪組織や国家。)

・魔導書の管理(識別術式を施すのに魔導書を〆る必要がある)

・貸出・返却(たまに魔導書が高価なのを良い事に強盗が来るからそれの迎撃が必要・返却しない場合地獄の底まで追いかけて追い詰めて返却させる)

・案内(魔導書関連のごたごたのアドバイザーとして呼ばれる。)

・保護(魔導書の暴走が起きた時の対応)

我ながらこれ、ほぼ荒事系になる作品の設定。大丈夫?


《設定色々》

・魔導書(用語・定義・最重要):魔法の方法論が記された図書や魔法が付与されている図書の総称。簡単な魔法の教科書も広義では『魔導書』と呼ばれるが、一般的には『危険な魔法の使い方を記した書や危険な魔法行使の媒介・道具』を指し示す。

 ただし、魔法にかかわる図書である性質上一般的な『図書』定義から外れるような代物も多々ある。(本に魔法を付与して本が変質→紙製の巨大龍になった場合・本が人間に寄生した場合も『魔導書』と定義される)

 魔導書には5種から1種、そして0種までのランクが設定されており、0種はトップクラスの危険度を誇り、国家クラスの問題になる。(後述の特別魔導図書法はこの危険性故に作られた代物)


・魔導司書(用語・定義・最重要):魔導に関係する図書の収集・購入・管理・保護・貸出/返却・案内を行う魔導書専門の司書のこと。

 就業には国家資格の魔導司書資格を要し、資格を得るためには特別講習を受ける他、魔法を管理する公的機関、魔導省が認可する魔導学院で一定の単位を履修しなければならない。

 資格の入手難易度が異常に高い。魔導士としての資格(後述)を持ち、挙句に魔導司書資格(国家資格・科挙レベルの試験をパスする必要有)を有する必要がある。

 現実で例えると『医師&弁護士レベルの高難易度資格無ければ仕事にならん。消防官並に危険があるぞ。バイトとあまり変わんねぇ稼ぎだぞ。』が魔導司書。

 そもそも上記の条件を満たせる奴は=でスペック高い関係上、他職に流れる。

 来るのは『高スペックで魔導書大好きな変わり者』。

・魔導士(用語・定義・最重要):一定以上の難易度の魔法を行使・研究する人。非魔導士でも魔法を行使出来る世界観において『一定の魔法を行使出来るor知識を持つ事を証明した人』のことを意味する。

 要は『魔導士』である段階で最低限の魔法スペシャリスト。

 魔導司書はこの資格を持った上で更に魔導司書の資格を持っていなくてはならない。


・特別魔導図書法(法律):魔導図書を取り扱う『魔導図書法』。その中でも特殊な法律。

 原則魔導司書以外使わないから割とマイナー。ただし扱う魔導書が魔導書(危険物)なので(前述)割と越権や強権発動のケースに関する記載が多い。(具体的には一定条件下で人権を無視してOKだったり破壊行為可能だったり高官と同様の権限を発揮したりする。)

 例)一定以上の危険度を持つ魔導書を業務上の理由で携帯している魔導司書はその状況下においてのみ、高官と同じ権限を持つ。(ちなみに業務上の理由を引き延ばして高官権限を維持する裏技はあるが、リスクが大き過ぎて誰もやらない。)


 魔導書設定は幾つかあるが割愛。

 ストーリーは魔導司書の『収集・購入・管理・保護・貸出/返却・案内』の仕事をそれぞれなぞったものにする。そこの核として魔導書とそれにまつわる人を描く。

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