黒銘菓(クロメイカ/kuromeika)

　犯罪界の帝王、モリアーティーは死んだ。しかし、彼は身体を喪い異世界に転移した。 　そこで彼が見たのは、行われる貴族令嬢達の醜い虐め。虐げられる一人の少女。 　記憶を喪った彼は彼…

『10文字ホラー』なるものが流行っているので倣って私もやることにしました。 　一話十文字で完結。僅か数秒で読めますよ。 　何時まで続くか解りませんが、読んでください。 　カクヨム…

始まりました。小説文字ラジオ。 意味が解らない？はい。解っています。なので、御説明致します。 今流行りのコロナウイルス。 それに対して皆様様々やられていまして、その中で『子どもの…

　ある日、私は誘拐された。 　それは誰にでも起こることだった。当たり前のことだった。それでも自分達に起きるとは思ってなかった。 　私は同じように捕まった皆と一緒に売られて、気が付…

　私の名前は空海。青い空と青い海の様に美しくあってほしいという母の願い、らしい。私にはよく解らなかったが。 　そんな母が、私が物心付いた頃にこんな事を言っていた。 　『決して箱を…

　私は売れない物書き崩れの六五月茂助《りこつき　もすけ》。取材という名目で不動産屋を冷やかしに来た。 　『面白い物件や小説の参考になりそうな不動産は無いだろうか？』 　非常に面倒…

タイトルまんまです。 全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れには三分以内にやらなければならないことがあったのであれやこれや蹂躙していきます。 何故そんな事をするか？理由は本…

　ジドル・レイ伯爵は身寄りの無い私にとても良くしてくれる。 　自分の大きな屋敷に私を住まわせ、温かい食事とベッド、衣服に勉強まで与えて下さった。私はとても幸せだ。 　だから、私は…

　大魔法使いアイトンは禁忌の魔法研究を行い、魔法協会から追われる身となっていた。 　逃げるために異世界に飛ぶ魔法を使った彼が飛び出したのは『魔法の無いとある世界』。 　魔法という…

　突如連れ去られた訳ありの老若男女。 　人里離れた豪華な洋館らしき場所に監禁された人々はモニターに映し出された目出し帽の誰かにこう命令された。 　『これからあなた達にはデスゲーム…

　神結高校文化祭、通称:簪祭。 　今日はその当日。私達のクラスの催し物は演劇。直に開幕だ。 　この日の為に台本を用意して、監督として最高の劇に仕上がる様に努力してきた。 　あの人…

　私、紫門紘子の友人、辰美唯は無駄な努力家だ。 　文化祭で幼馴染とラブコメをする為にあれやこれやと考えて努力をしている。 　だけど今日は文化祭当日で、唯は一日店番。肝心の幼馴染も…

　私、釜木葵の友達、神庭恭一の口癖は『いいさ』だった。 　人に馬鹿にされても、酷い事をされても、嗤われても、それでも怒らず、私が『それでいいわけ⁉』と怒っても『いいさいいさ、かま…

　殺し屋『尾張朝』は依頼を受けた。 　依頼主は正体不明。そして標的は一般男性の荒木七。 　荒木七を調べてみたけれど、ごく普通の人。簡単な依頼だと思っていた。 　初めて狙撃をした、…

　「よぅ、俺は神。魔法が世界の理たる世界、ディフレクタレが世界神。 　最近そっちの世界の連中で異世界転移・転生して『ハーレム主人公になってモテたい』だの『勇者になって尊敬されたい…

　私は『元』聖女。この国の救世教に選ばれて『いた』者です。 　この国のシンボルとして、人々の傷を癒す為に走ってきた。 　そんなある日の事だった。 　「君はもう用済みだ。もっと良い…

　最近の私の日課は夜10時過ぎてから散歩をする事。 　ポケットにはハンカチとティッシュ、携帯と千円札だけ入れて徒歩で気ままに歩く。 　我が家の周りは一般的なベッドタウン。過去数十…

　子どもの頃からずっと色々なものをぐちゃぐちゃにしたいと思っていた。 　でもそれは許されない。許されないからずっと我慢して我慢して我慢していた。 　「ねぇ、あなた、我慢してない？…

　あやこちゃんはとってもしあわせ。 　よるははをみがいて、パジャマにきがえて、おふとんをかけて、ぬいぐるみにもかけて、きょうもだいすきなぬいぐるみといっしょにねる。 　あしたも…

　過去に訳あって捨ててしまった本。喪ってしまった本。もう取り返しのつかない本。手を伸ばしても届かない筈の本が手に入る都市伝説的な本屋。それが『失われた本屋』。 　今日迷い込んだの…

　完全週休2日、午前9時～午後5時、残業無し、福利厚生に保険も完備で月給44万円。 　上司の探偵は非常に面倒見が良く仕事も緩やか。 　だけど僕はここを辞めたい気持ちでいっぱいだ！…

　聡里心（さとりこころ）は子どもの頃から人の心が読める。それは特殊能力ではなく先天的感性と観察眼によるもの。 　だからこそ彼女はその力に振り回され、呪い、他者との関係で摩耗し、心…

　学郷寺正剛は天才だった。そんな彼はひょんな事から異世界転移して、彼の生きていた世界以上の文明に飛ばされた。 　チートもなく、魔法も使えず、人の能力を上昇させてくれる魔法のアイテ…

　あまりにもBADENDが多過ぎて『神ゲーとクソゲー、両方の性質を併せ持つ♠』と迄言われた名作『バロックレディークロニクル』。私はその主人公クラウディア＝キャンベルに転生してしま…

　私の名前は才色兼美（17）、誰もが羨む天才よ。 　私がちょっと本気を出せば何もかもが思いのまま、うまくいかないなんて事はない。 　勿論、トランプやゲームだって全戦全勝無敗神話な…

『チート』 ゲームのプログラムを改造して遊びを台無しにする無粋で忌むべき行為のこと。 日夜ゲームプレイヤーと運営はこれに悩まされ、楽しい時間を台無しにされてきた。 そんな状況を打…

　俺は伏魔大悟（19）。悪霊退治のプロ、退魔師。そして、自慢じゃないが退魔師史上で一二を争う腕前だ。 　そんな俺が今回相手にするのは500年前に封じられた妖魔、豊色妖姫の再封印。…

　屋根裏から聞こえる物音、それに気付いたとき、私の物語は動き始めた。 　なろう、カクヨム、エブリスタ、ノベルデイズ等に投稿予定

　『今年も向日葵が咲きました。』 　そんな手紙が写真と共に届いた。 　向日葵は、彼女の行方不明の夫が大好きな花だ。 　これは探偵として真実に辿り着いた私が白日の下に晒す事を止め…

　俺、有田｜京星《きょうせい》は高2の夏休みの思い出にと学校屋上の天体観測に幼馴染の｜機谷《はたや》琴乃を誘った。 　『キョーちゃん、見て見て！星座』 　想像では琴乃はこんな風に…

　病弱で病室と魔導書だけが自分の世界だった少女、エルコ＝ヒガシノ。 　彼女は無事大人になって魔導書専門の司書、魔導司書となって魔導図書館に勤める事となった。 　念願叶って舞い上が…

　この国を救ってください　はい/→いいえ　この国を救ってください　はい/→いいえ　この国を救ってください　はい/→いいえ　この国を救ってください　はい/→いいえ 　敢えて逆の選択…

　魔導書が大好きで大好きで読書ばかりしていた少女、通称：司書少女（名前未定）。 　彼女はその熱意で魔導書専門の司書、魔導司書となって魔導図書館に勤める事となった。 　自分の夢が叶…

　深夜12時。ラジオから矢鱈テンションの高い声が響き渡る。 　『ドゥアーモールの深夜ラジオ』。深夜帯で一時間パーソナリティーが話し続けるだけのラジオだ。 　これが一体どんな風に怖…

　夏休み、ラジオを聴きながら宿題を続ける公一君。まだ夏休みが始まって直ぐだというのに勤勉ね。 　でも、途中から様子が少しずつおかしくなって怯えているのは何故なのかしら？

　「これより、クリステラ＝アマリリスの処刑を行う！」 　罵詈雑言の中に死の宣告が響き渡る。喜び、狂乱、憎悪、嘲笑が入り混じる中、処刑人が斧を振り上げる。 　クリステラ＝アマリリス…

　『私、メリーさん。今、○○にいるの。』 　いきなりかかり、すぐに切れる電話。それは幾度も続き、徐々に自分に近づいて、最後には……。 　これは、哀れなメリーさんの終わりを描いた…

　人間の進化で人は特殊能力を得て、前時代の人とは違う規格となった。 　そんな中で最高峰の能力を持ち、性格も正にヒロイック。完璧なヒーロー。 　彼の名前は『ザ・グレート』 　犯罪…

出会いは喜ばしい？別れは悲しい？ そんなことばかりじゃない。 出会ってしまったことを悔やみ、嘆き、悲しむ。 別れられて歓喜し、叫び、踊り出す。 妙な言い方だけど、そんなこともあ…

　「焼き鳥屋はね、ヒーローになりたかったのさ。」 　夢も希望も忘れた中年達が集う焼き鳥屋、『レバーテイン』。 　そこの店主はヒーローになりたくて諦めた。 　「「「諦めるな、マスタ…

　雨宮四季、88歳。昔は警視総監をやってて、その後理由あって辞めて探偵になって、よぼよぼで走れなくなって頭も回らなくなって、今は気ままな隠居生活さね。 　でも、それでも老いぼれの…

　バレンタインによくある『偽の手紙で呼び出して男をからかおう！』という企みが水面下で始動していた。 　全く悪趣味だなぁ…手を貸すぜ。 　陥れられる男と協力することになった女子の最…

　現在執筆中。途中なので完成を待っていてください。 　

　どこかの誰かが思っていたことを綴るだけ。 　徒然したらば筆は折れる。 　ネタが尽きたら筆を折る。 　何時まで続くか、今日終わるかも解らない備忘録。

※倫理的な問題の有る描写が含まれます。ご注意下さい。 探偵の助手をやっていたある日、探偵の彼女は消えた。同時に、僕は彼女の『探偵』の能力を相続する事になった。 それからというも…

　日記を書いて、明日の支度をして寝る。 　今日は道にあった雪だるまに飾りを着けたことを書いた。 　そうして眠りにつく。 　「夜分に申し訳ありません。よろしいですか？」 　来訪者…

　以前になろうの怪談ランキングで3位になったモノのなろうラジオ大賞参加用リメイク版です。 　少女は鏡の向こうに行く事が出来る力を得て、この物語は始まった。 　鏡の向こうを覗けば…

　リリー＝アリシエルは破滅したい令嬢様だった。 　彼女の望みはハーレムでも無ければ王妃になる事でもない。 　緩やかな、穏やかな、破滅。 　穏やかに貴族社会から離れて静かに好きな人…

　鏡は何も答えてくれない。 　抵抗せずにされるがままに苦痛を数える少女の問い掛けにも。 　抗い、望まずに壊し、それを悪と罵られる少年の問い掛けにも。 　一つの事実に直面した二人…