少しずつ読み進めさせて長いことかかりましたが、読了させていただきました。 作り込まれた近未来的な世界観と設定の中で、主人公のマコトとアーティを中心とした登場人物たちの血の通った交流が暖かく、時には切ない物語が紡がれて引き込まれました。 独特な作り込まれた設定にどっぷり浸かるもよし、マコトとアーティの恋愛模様をきゅんきゅんしながら読むもよしの大作です。
まだ生態知らぬ不可視の生き物デイドリーマーズ。ヨーロッパを舞台に、この見えぬ生き物を撮っていくマコトとついていくアーティ。そして、食欲旺盛な猫のタマキ。世界観は色彩豊かだけでなく、問題と謎、キャ…続きを読む
SNSに投稿された一枚の画像を通して、世界観を考察させてくるプロローグ。世界観の説明ではなく、SNSという媒体を使うことによって我々読者も作中にいるかのように世界観を考察するため、一気に引きずり込…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(776文字)
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