少しずつ読み進めさせて長いことかかりましたが、読了させていただきました。 作り込まれた近未来的な世界観と設定の中で、主人公のマコトとアーティを中心とした登場人物たちの血の通った交流が暖かく、時には切ない物語が紡がれて引き込まれました。 独特な作り込まれた設定にどっぷり浸かるもよし、マコトとアーティの恋愛模様をきゅんきゅんしながら読むもよしの大作です。
私はSF作品を読むのが苦手で、世界観を把握するまでに苦労しますが、この作品は本当に読みやすい...........!!!ただ読みやすいだけではなくて、世界観の美しさと架空設定のワクワク感、どちら…続きを読む
「写真に写るのはこの世に存在することの証明だって、誰かが言ってた」「――アーティはさ、自分が見ている世界を他人にも理解してほしいって思ったことはない?」2色覚の世界で生きる、カメラマンのマコ…続きを読む
第2章完結でひとまずの区切りということでそこまで拝読した内容です。或る日SNSに投稿された1枚の怪写真がネットをざわつかせる中で、パリの学生街カルチェ・ラタンから始まる物語。オッドアイ、重度の…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(224文字)
もっと見る