未来・いま・ノスタルジをつなぐ雨の余韻

恋にとどかない切なさを、やさしい母にあたった
恋にやぶれてはいなかったのだと、気がつく大人になった
恋は家族になりまた未来を産む

雨が降るたびに「 主人公 」におこる成長。
この書き手さんの一人称はとても美しい
やさしくつみあがる雨の匂いのように。

※もう一度読んで第0話というしかけに気がつき
んもう完璧。と悔しがりました。