感動のエンドロール!泣こ?美しき神の子のものがたりで!

このお話の他の方のレビューを見ていただいた方は、この物語がどれだけ洗礼された美しい表現で描かれているかわかることかと思います。

ですので、私は物語のネタバレがない読書感想文を書きます(^^♪

 ✿

紅鏡。金虎の一族に、痴れ者の第四公子という、不名誉な名の轟かせ方をしている、奇妙な仮面で顔を覆った少年がいた。
――名を無明。



これは、作者さまが作品のご紹介に書かれた一文です。

そうなのです。
痴れ者の第四公子、物語はこの痴れ者無明から始まったのでした。

母に対しての事件に伴い、代わりに舞う痴れ者。
私はその舞の描写に心奪われ……気が付けば、最後涙でびっしょりになって最終話を迎えていました。

何を書いているんだ?と思われると思いますが、その仮面の痴れ者がクールに可憐に舞い魅了するのですが、それは仮面の彼。

そこから読み進めると、どんどん人懐っこい、無垢な無明くんの素顔が描かれていきます。
その、悪意の無い天然のイケズに、彼のもとに集う身も心もイケメンな皆様がきゅんきゅんされ、振り回されるところは、もう……たまりません( *´艸`)


え?それで何故泣いているんだって?

そこは、この中華系の美しいお話が……。
沢山の悲しい出来事や悪意、そして、主人公の秘密など……山でキュンしたと思ったら、谷で落ち込み、それを幾度と繰り返し、そして最後が……本当に本当に感動したからなのです。

中には閲覧注意の怖いお話もあります。
悲しい結末もあります。素敵なBLもあります♪

そのひとつひとつが最後のエンディングに向かい、徐々に真実が明らかになり、大きな大きな感動を生み出します。

➡真実の幾つかは新編『彩雲華胥〜轉合編〜』に引き継がれます。


っと。すみません。。
最終話を読んで感動(安心)してこちらを書かせていただいておりますので、参考レビューになっていないかもしれません(;^_^A

多分私が今、ネタバレ感想文書けば明日の朝まで書いていると思います。
それくらい、深く深く物語に入り込める素敵な幻想的で美しい物語――。

まずは、最初の1話をご覧ください。
大丈夫です。ゆっくり読んで下さい。私は2か月かけてゆっくり物語に浸りながら読みました。

そして、気が付けば、最終話で涙していると思います。それは悲しい涙ではなく感動の涙です。そこだけはネタバレしておきます。。

本当に素敵な幻想組曲でございます。

(親しみを込めて)なぎさん。素敵な物語をありがとうございました!!!!

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