その『言葉』ひとつで、世界が変わる

ネットには、嘘も真実も溢れています。
だから、何を信じるかは、それを目にした人の自由なのかもしれません。
けれど、その言葉の対象になった人は、画面の向こう側で苦しむ事だってあります。

そして、その言葉の対象になってしまったのが、この物語の主人公になります。
彼は努力を重ねたアイドルでしたが、SNSでの誹謗中傷をきっかけに、活動自粛へ。

そんな彼を知るファンの1人、同級生だった女の子が立ち上がります。

姿が見えないなら、自分とは直接関係がないなら、何を言ってもいいのでしょうか?
どの言葉も、画面の向こう側に自分と同じ、今を一生懸命に生きる人がいる事を忘れてはいけない。
そんな当たり前でとても大切な事を教えてくれる作品です。

是非、今を生きる子ども達に読んでほしいです。
どうぞ皆様もお読み下さい。

その他のおすすめレビュー

ソラノ ヒナさんの他のおすすめレビュー1,075