その『言葉』ひとつで、世界が変わる
- ★★★ Excellent!!!
ネットには、嘘も真実も溢れています。
だから、何を信じるかは、それを目にした人の自由なのかもしれません。
けれど、その言葉の対象になった人は、画面の向こう側で苦しむ事だってあります。
そして、その言葉の対象になってしまったのが、この物語の主人公になります。
彼は努力を重ねたアイドルでしたが、SNSでの誹謗中傷をきっかけに、活動自粛へ。
そんな彼を知るファンの1人、同級生だった女の子が立ち上がります。
姿が見えないなら、自分とは直接関係がないなら、何を言ってもいいのでしょうか?
どの言葉も、画面の向こう側に自分と同じ、今を一生懸命に生きる人がいる事を忘れてはいけない。
そんな当たり前でとても大切な事を教えてくれる作品です。
是非、今を生きる子ども達に読んでほしいです。
どうぞ皆様もお読み下さい。