キュゥルルルルルッ! Let's go!!

作者 雨 杜和orアメたぬき

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★★★ Excellent!!!

たった1人の情報が瞬く間に拡散するSNSの使われ方は、顔が見えない、匿名性なども手伝って、事実が何倍にも歪曲されて伝わり、対象者の人気があればあるほどそれを落とそうとする力も強くなってしまうことも…。

事実よりゴシップの方が強くなってしまうなんて…。

逆に正反対の事実が書かれているとき、どちらを信じるかは読者の良識にかかっています。

彼の進路を受け入れるかはファン次第かもしれません。

でも、そんな中にいるはずの「勇気を出してくれたクラスメイト」のことをきっと探し続けるのでしょう。人生の転機というのはこういうものなのかもしれません。

★★★ Excellent!!!

頑張っているアイドル!
憧れの存在でも、すぐに手が届きそうに見える。
そうすると、自分の不運に比べてと「やっかみ」を感じる人がいる。
それを、SNSでたたく人がいる。
事実も嘘もわからなくなって、いじめの言葉のみが独り歩きする。
怖い世界だと思う。
みんなにたたかれたアイドルを助けるのも、ほんとうに、アイドルを応援している、アイドルのファンであり、昔の同級生!
真実の心を持った、昔の仲間は素敵だ!
アイドルを救うだけでなく、荒れた人の心をも救ってくれる。
しずんだ読者の心を煮も一服清涼剤となる話です。

★★★ Excellent!!!

売れてきたばかりのボーイズグループのメンバーのルースは、SNSに書かれた言われなき中傷により活動停止に追い込まれる。
しかし彼は、またいつかステージに立てる日を夢見て努力を重ねていた。
そんな時────

このお話は、一人のアイドルと彼を推すファンのお話です。
でも、ただそれだけで終わらない、とても深いメッセージ性を感じました。

SNSというものは恐ろしいものです。フェイクや悪意がどんどん拡散されて行ってしまう。そしてその波は世間をも巻き込んで大騒動になる事もある。

しかし、どんな時でも、どんなに自分が闇の中に居ても、光というものは確実に存在するのです。その光をとらえられるかどうかは、本人次第なのですが。

現代のSNS社会の問題点や、人間の心についてとても考えさせられ、また、素敵な読後感を頂きました。作者雨杜和様に喝采を!

★★★ Excellent!!!

ネットには、嘘も真実も溢れています。
だから、何を信じるかは、それを目にした人の自由なのかもしれません。
けれど、その言葉の対象になった人は、画面の向こう側で苦しむ事だってあります。

そして、その言葉の対象になってしまったのが、この物語の主人公になります。
彼は努力を重ねたアイドルでしたが、SNSでの誹謗中傷をきっかけに、活動自粛へ。

そんな彼を知るファンの1人、同級生だった女の子が立ち上がります。

姿が見えないなら、自分とは直接関係がないなら、何を言ってもいいのでしょうか?
どの言葉も、画面の向こう側に自分と同じ、今を一生懸命に生きる人がいる事を忘れてはいけない。
そんな当たり前でとても大切な事を教えてくれる作品です。

是非、今を生きる子ども達に読んでほしいです。
どうぞ皆様もお読み下さい。

★★★ Excellent!!!

SNSでの誹謗中傷がきっかけで活動休止に追い込まれた、一人のアイドル。
彼はこれまで以上に練習に励んだけれど、一度貶められた彼がもう一度ステージに立つことはないかと思われた。

けれど、彼を推しだと崇拝する誰かがいて。物語は急展開を見せる。

SNSは怖い。怖いけれど、思わぬ縁をも導く貴重なもの。
わたしたちは、自分の声をどう扱っているだろうか?